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故障修理・整備 ダイハツ

ダイハツ ロッキー(F300S)オイルプレッシャー異常

ダイハツ ロッキー(F300S)のご入庫

平成6年式のロッキー、ラダーフレームで1600ccエンジン搭載のクロカン車両になります。

 

高速道路走行中にエンジンオイルプレッシャーが点灯したとの事でお電話で連絡が入りました。

オイルプレッシャーランプ(油圧ランプ)は、オイルが正常に送りだしているかをモニターしているランプで、このランプが点灯したりすることはオイルが各部に行き届いていない可能性があることを示しています。

エンジンから変な音が出ていないか、オイルプレッシャーランプの点灯はその後続いているか問診しましたがどうやら問題がないレベルのようです。

 

入庫してからはオイルプレッシャーランプの点灯もありませんしエンジンからも異常音も聞き取れませんでしたので重篤な状態ではなさそうです。
点灯時の状況を詳しく聞くと、アクセルオフの時に車体振動に合わせてチカチカ少し点灯したそうでエンジン回転が高い時には点かなかったとの事でした。

 

まずはエンジンオイルの状態を点検します。

この写真は、オイルフィラーキャップを開けたところです。
ヘドロ状に真っ黒に汚れているのがお分かりになるかと思います。

これはオイルメンテナンスを怠ったために起こる状態でこのまま放っておけばエンジンは焼き付きを起こします。
故障事例 リンク

 

ここでもう一度、オイルプレッシャーランプの点灯原因を考えていきます。

①汚れにより本当にオイルプレッシャーが低下している。
②オイルプレッシャースイッチ系統の不具合

①のオイルプレッシャーは油圧計をつないで油圧を直接測定するのが一番なのですが、計測器の取り付けが困難なところにあるため実測はあきらめます
汚れが酷いので油圧低下の可能性はないわけではないのですがプレッシャーランプの点灯の状況から②方からアプローチすることにします。
オイル系統の洗浄はもちろん行います。

 

②のプレッシャースイッチは比較的壊れることが多い部品です、また油圧取り出し口の汚れが原因で正確に油圧を読み取れないこともあります。

高額な部品でもありませんのでプレッシャースイッチを交換します。

油圧センサーの油圧口はこのように非常に細い為、汚れがあると正確に反応できなくなります。

症状発生時、エンジン振動に合わせてプレッシャーランプが点灯した感じもするようなので電気的に接触不良も考えられますので端子も綺麗にして組み付けます。

プレッシャースイッチ交換後はエンジンオイルは汚れていたので交換したうえで遅効性のフラッシング剤を入れてゆっくり汚れを溶かして洗浄を行います。

遅効性フラッシング剤 WAKO'Sイークリーン

 

このようにプレッシャースイッチ(プレッシャーランプ電気系統)に異常がない状態にしたうえで、オイル系統を洗浄してオイルプレッシャーの点灯を確認していきます。

走行テストをテストをしばらく行いプレッシャーランプの点灯及び異音などの発生がない事を確認できましたので、実際の油圧は低下していなかったと判断しました。

とはいえオイル系統がメンテナンス不良で汚れているのは間違いありませんので、しばらくの間はオイル交換のサイクルを短くして洗浄を繰り返すことをお勧めしました。

オイルメンテナンスの悪い状態は一つ間違えるとエンジン焼き付きのような重大な事態を行き起こします。

汚れている車両は注意して洗浄を行い、汚れていない車両では汚れを付けないようなメンテナンスが必要になります。

 

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