ルノー ルーテシアRS(X85)

車検でのご入庫ですが非常に危険な状態でのご入庫でした。
まずはエンジンルームを点検すると強いガソリン臭が漂っています。
点検するとインジェクターに分配するデリバリーパイプにつながる燃料の樹脂のジャバラホースから勢いよくガソリンが吹き出しています。
漏れているホースは部品供給は終了しているのはもとよりホース自体もタンクまでのアッセンブリーになるため部品代・工賃ともに高額になります。

今回は国産のゴムホースを使用して対応することにしました。
擦れて穴が開いたというよりも蛇腹が劣化で切れたようですので怖い故障です。

次に足回りでも非常に危険な状態になっていました。
前輪のサスペンションスプリングが折れてしまっているのです。


車体はサスペンションスプリングに乗っかっているものですのでここが折れているということは危険極まりないです。
折損個所のさび具合からずいぶん前から折れていたものと思われます。

純正新品はありませんので中古品を探して交換しました。
2か所に重大な故障がある状態での入庫でしたがどちらも故障はずいぶん前から起きていたようですし、ユーザーは気が付かずに乗り続けていたので車検から車検までの間の点検がいかに重要なのかわかるかと思います。
大がかりな点検でなくてもエンジンオイル交換を受ける際にも気が付くこともありますが、最近増えているエンジンオイルの上抜き交換では下回りは見ませんのでせっかく工場に入場しても大切な点検のチャンスを逃してしまいます。
適切な点検が出来るお店とお付き合いできるようにして下さい。