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ニッサン レパード(JHY33)

ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

ニッサン レパード(JHY33)

車検整備でのご入庫

平成9年車ですが走行距離も4万㎞台で大事にしまわれてきた車両と推測されます。新しいオーナー様がメンテナンスもかねて車検整備のご依頼です。

まずは駆動系統のオイル交換

オートマチックトランスミッションオイルの交換

 

オイルパンを外してしっかりフルードの交換を行います。

 

走行距離は少な目ですがおそらく一度も交換したことのないフルード交換。
磁石にもそれなりの量の鉄粉が付着していました。

まだ部品供給のあるストレーナーは新品に交換してオイルパンをきれいにして組付けます。



次にディファレンシャルギアオイル交換。

 

ハイポイドギアで丁度良い走行距離での交換。

こちらも交換は初めてのようですが鉄粉もそれなりに付着しています

その他にもエンジンオイル・ブレーキフルードなど油脂類を一式交換。

エンジンではオイルプレッシャスイッチからオイル漏れが始まっているので交換。

次に足回りでは、この時代のニッサン車には良く使用していたフロントサスペンションのテンションロッドブッシュからの漏れ。

ブッシュの中にシリコン液が封入されていますが亀裂から漏れ出してしまっています。

ロッドを取り外してみると液状ガスケットが塗りたくってありましたので既知不具合だったようです。

ブッシュ単体での供給がまだありましたのでブッシュの打ち換えを行います。

新品のブッシュと比べると芯の部分がだいぶずれていたのでアライメントも狂っていたでしょう。

これで”走る・曲がる・止まる”に関するところは安心して乗れるレベルになりました。

 

次にお預かりの際にエアコンを掛けると助手席のほうでファンの回る音に比例して何か音がするとの指摘がありましたので点検をします。

ブロアモーターに何か異物が入り込んで音が出ている可能性がありますので取り外してみます。

やはりシロッコファンの中にゴミが入っていましたのでこれが音を出していた原因のようです。

グローブボックスの後ろ側にありますので吸い込んで入ってしまうことが考えられます。

ブロアモーター下流にエアコンフィルターがあるので交換しようとフィルターを外すと尋常ではない量のビニールなどのゴミが出てきました!

これだけの量のゴミが入っているということはグローブボックス裏から吸い込んだというレベルではありませんので、ネズミが入り込んで巣を作っていたと考えられます。

消毒を兼ねてユニット内部を清掃して組み直しました。

ネズミがいた形跡はエンジンルーム内にもフンがあったり配線のカバーをかじられたあとがあったことから間違いなさそうです。

重篤な不具合を起こすようなダメージを与えられなかったのは幸いでした、地方で保管しているとこのようなことが時折見受けられることがあります。

ネズミの被害は想定外でしたがおおむね良好の個体ですのでこれからも長くお付き合いできそうで一安心しました。

 

 

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