営業時間外もお気軽にお問い合わせください
TEL 028-656-2588
月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

故障修理・整備 フィアット

FIAT ムルティプラ(186)インジェクター突然故障

FIAT ムルティプラ(186)の御入庫

大変個性的なこちらの車、突然エンジンの振動が大きくなりチェックランプが点灯しました

1600ccの4気筒ガソリンですが、診断機で故障コードを読み出すと4番シリンダーが1気筒ミスファイヤーを起している模様です。

エンジンが回る為の大切な3要素 よい圧縮・よい火花・よい燃料を調べていきます。※よいという表現は適切という意味です。

 

まずは、良い火花に当たる点火系統を点検していきます。

イグニッションコイルとスパークプラグ間にはプラグコードがあるタイプです。

このエンジンのプラグコードは先端が劣化で破れて火花がリークすることが多いのですが、こちらの車両では交換したばかりで問題はなく先端に火花が出ますのでイグニッションコイルも含めて正常です。

もちろんスパークプラグも交換済で点検してみても問題なかったので良い火花は正常と判断します。
※良い火花の点検ではイグニッションタイミングなど細かなこともありますが単気筒のみの不具合ですので省きます。

 

次によい圧縮ですが、4気筒とも圧縮力が均等であるのがベストで、急に圧縮がなくなることは考えにくいのですが一応コンプレッションゲージで圧縮を測定してみましたがやはり正常でしたので問題はありません。
※圧縮不良の故障事例 リンク

 

残るはよい燃料になります。

1気筒のみミスファイヤーを起こしているのでそれぞれのシリンダーに燃料を噴射するインジェクターを点検します。

燃料はインジェクターと呼ばれる噴射機によりインテークポートに噴射されます。

インジェクターのコイル抵抗を測ると・・・

294.4もあります!

やたらと抵抗値が高くこれでは電気が流れず噴射は出来ません。

正常なインジェクターの抵抗を測定するとやはり15.9Ωしかありません。
故障したインジェクターの単位はキロオームですのでいかに大きいかお分かりになるかと思います。

インジェクターを交換後はしっかり4気筒でエンジンはバランスよく回るようになりました。

インジェクターの内部は電磁コイルでバルブの開閉を行いますが、今回はそのコイルが突然破損したことで開閉不良により燃料噴射が出来なくなりました。

 

エンジンが回るために必要な3要素はひとつでも欠落すれば正常に回ることができなくなります。

今回の点検の以外にも様々な制御が介入して絡み合っているため、故障探求が困難なこともしばしばあります。

月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00
営業時間外もお気軽にお問い合わせください

MASUTAKAブログ最新情報

1月の営業日のお知らせ

新年は1月5日からの営業とさせていただきます。 なお、1月の日曜・祝日営業は諸事情により行いません。   新型コロナウイルスの感染蔓延防止で営業期間中もお客様が重ならないように気を付けておりますので、ご来店の際はあらかじめご連絡を頂けるようお願いいたします。  

続きを見る

ヘッドライトプロテクションフィルム施工

以前からヘッドライトが劣化により曇ってしまい、こまめに磨いたりしていてもすぐに元に戻ってしまう為プロテクションフィルムを施工することになりました。   施工内容をご説明します。 劣化により曇りや黄ばみが出ています。 表面のクリア層が劣化で曇ったり黄ばんだりしていることが原因ですが、こちらの車両ではこまめに手入れしていてもすぐにこのようになってしなうことが悩みの種でした。 始めに劣化したクリア層を研磨して落とします。   研磨を繰り返して最終的に磨き上げるとここまできれいになります。 & ...

続きを見る

ニッサン ルークス(ML21)走行中ゴー音

ニッサン ルークス(ML21)のご入庫 走行中”ゴー”と大きな音がするとの事 テスト走行すると車両後方からゴーと大きな音が聞こえます。 原因はこちら こちらは後輪のブレーキドラムですが中心部にハブベアリングが挿入されています。 ベアリングが傷んだことで異音が発生しました。 ベアリングは車軸を支える重要な役目をしますがガタや異音が出るということはベアリング自体がスムーズに回らなくなっているということになります。 やがて抵抗は増え発熱して最終的には焼き付いて破損します。 走行中は必ず回転しているところですので ...

続きを見る

フォード マスタング 燃圧センサー故障

フォード マスタングのご入庫 エンジンチェックランプが点灯したとの事。 診断機で故障コードを読み出します。 どうも燃料圧力センサーの異常を検出しています。 このセンサー故障はどのメーカーも多く燃料圧力を読み取ることで燃料ポンプの作動を適切に制御するのですが、このセンサーが壊れて異常な数値を出してしまうと燃料ポンプの制御が正しく行われず燃圧異常でエンストや始動困難など様々な症状が発生します。 燃料圧力センサー 燃料デリバリーパイプに取り付けられています。 初めはチェックランプが点灯してもエンジンに不調が出な ...

続きを見る

アルファロメオ147TS マニュアルクラッチがおかしい

アルファロメオ 147ツインスパーク のご入庫 クラッチペダルの感じがおかしくその時はバックギアにも入らなかったとの事。 しかし点検してもペダル操作力に違和感は有りませんしクラッチも切れない感じはしません。 クラッチペダルの踏力も悪くないことからクラッチ板の摩耗はそれほど進んでいないと思われます。 油圧の操作系統はフルードの漏れも見当たりませんし、フルード量の減少も見受けられませんでした。 ただ、お客様が訴えていたバックギアに入れられなかったという症状はクラッチが切れない症状で間違いなく油圧系統の不具合の ...

続きを見る

ダイハツ ロッキー(F300S)オイルプレッシャー異常

ダイハツ ロッキー(F300S)のご入庫 平成6年式のロッキー、ラダーフレームで1600ccエンジン搭載のクロカン車両になります。   高速道路走行中にエンジンオイルプレッシャーが点灯したとの事でお電話で連絡が入りました。 オイルプレッシャーランプ(油圧ランプ)は、オイルが正常に送りだしているかをモニターしているランプで、このランプが点灯したりすることはオイルが各部に行き届いていない可能性があることを示しています。 エンジンから変な音が出ていないか、オイルプレッシャーランプの点灯はその後続いてい ...

続きを見る

メルセデスベンツ C180(W204)エアポンプ故障の原因

メルセデスベンツC180(W204)のご入庫 ご用命は、エンジンを掛けるときに回るエアポンプの音が異常に大きかったが、最近では全く音がしなくなったとの事。 このエアポンプとは2次エアポンプのことでエンジン始動時の排気ガス浄化を目的として触媒にエアを送り込む役割をします。 作動するのは始動時の空燃比の濃い状態時のみ作動しますので、ポンプはすぐに止まってしまいます。 今までエアポンプの異音が気になっていたが、最近では全く音がしないということですので壊れてポンプが回らなくなったことが想定できます。   ...

続きを見る

トヨタ クラウン(JZS147)タイミングベルト交換 他

トヨタ クラウン(JZS147)のご入庫 平成6年式で30年近く経っているのと、しばらく車検を切って寝かせていたのでいろいろ診てもらいたいとのご依頼でした。 エンジンで一番気になるところはタイミングベルトです。 走行距離10万kmですので距離で交換時期なのはもとより、距離が伸びていなかったとしても年数的にかなり不安です。 ベルトのみならずウォーターポンプやオイルシールも交換します。   次に点火系統です。 スパークプラグも汚れ・摩耗共に交換時期 エアクリーナーも真っ黒です。 ディストリビューター ...

続きを見る

ボルボ V60 T6 駆動系統油脂交換

ボルボ V60 T6のご入庫 T6は横置き6気筒のハイエンドモデルになります。   ご依頼は駆動系統の油脂交換です。 まずはATフルード交換でアイシン製6速オートマチックです。 ドレンとオーバーフローチューブが一体になっています。 フィラーはミッション上面にあります。 フルードは規定温度でオーバーフローにて調整します。   フルード交換後は診断機からフルード劣化度のリセットを実施。   次にAWDでハルデックスを搭載していますのでハルデックスフルードを交換します。 ハルデック ...

続きを見る

AUDI A3(8P)冷却水漏れ

AUDI A3(8P)のご入庫 冷却水レベルの警告灯が点灯したとの事でご入庫 1.4L(CAX)ユニット搭載車両 エンジンルームを覗くと冷却水の甘いにおいがします。 ターボチャージャーの冷却水パイプ取付口から冷却水が漏れています。 パイプを取り外すとオーリングが溶けたような状態になっていました。 高温になるこの部分の漏れは比較的多く、経年劣化と相まってオーリングがダメになるようです。 同様故障事例 リンク ある程度年数が経った場合突然漏れ出すことがありますのでメンテナンスとして先に交換するか、警告灯の点灯 ...

続きを見る

-故障修理・整備, フィアット

© 2022 増高自動車工業有限会社