栃木県宇都宮市の整備工場
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ご注意

ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。 また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。 概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

故障修理・整備 スズキ

スズキ キャリー(DD51)エアコンコンプレッサー焼き付き

スズキキャリー(DD51)のご入庫

ご用命は、エアコンが効かずエアコンスイッチを入れるとベルトが鳴くとの事。

エアコンスイッチを入れてコンプレッサーを見て答えはすぐにわかりました。

コンプレッサーの中心が回らずベルトだけが滑っているのがお分かりでしょうか?

これはコンプレッサーが焼き付いて回らなくなったものです。

原因は、様々考えられるのですが中のオイルの劣化や、過去にガス漏れを起こし一緒にオイルが抜けて少なくなったとか、単にコンプレッサーの寿命かも知れませんが兎に角焼き付いてしまっているのは間違いありません。

リビルトコンプレッサーと鉄粉等不純物が回路に回っている可能性も在るのでリキッドタンク(レシーバー&ドライヤ)も一緒に交換します。
※厳密には回路に鉄粉が回っているので全体の洗浄や部品交換が根治させるには必要です。
故障事例リンク

 

交換後、正常に作動している状態がこちら

中心部分が回っているときがコンプレッサーが作動しているときです。

ベルト鳴きやエアコンの効き具合ですぐに入庫したのでベルト切れなどには至りませんでしたがこのまま使用していれば必ずベルトが切れます。

ベルト切れは他の部品を巻き込んで壊したりすることもありますので何かいつもと違うと感じた際はすぐに点検を受けるようにしてください。

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