栃木県宇都宮市の整備工場
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ご注意

ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。 また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。 概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

故障修理・整備 フォルクスワーゲン

VW ゴルフ5GTI DSGフルード交換

VW ゴルフ 5 GTIのご入庫

ご用命は、”DSGフルードの交換”のご依頼を受けました。

DSGとは、トランスミッションの種類のひとつDCT(デュアルクラッチトランスミッション)のVW名称です。
湿式タイプはクラッチも含めてフルードに浸ってコントロールするモデルです。
※乾式タイプは構造が異なります。

こちらのお車、走行距離19万kmを超えています。交換の前によくチェックして故障レベルまで異常が出ていないか点検します。

走行テスト・診断機での確認では特に異常は見受けられませんでしたが、オイル漏れが発生しています!

このミッションのオイルフィルターはミッション上部に付いているのですがその付近のオイル漏れが酷いです。

しかし、フィルターは同時に交換しますのでフルードの交換作業に問題はないと判断しました。

フルードを抜いてみると当然のことながら真っ黒に汚れています。

フラッシングを行い汚れたフルードを排出します。

漏れていたフィルターケースを外して中のフィルターも交換します。
濾紙の形状が変更になっていますね。

フルードを交換後、油温管理を行いながらフルードレベルを調整した後、走行テストを行い作業終了です。

 

DCTタイプのトランスミッションは、欧州車を中心に広がっています。

自動変速という意味では、ATやCVTと同属なのですが構造は全くの別物になります。

どのタイプのトランスミッションでもフルード(オイル)を使用している以上、劣化や汚れは防ぐことはできませんので定期的な交換は必要になってきます。

 

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