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ホンダ トルネオ(CF-5)エンジンオーバーヒート

ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

ホンダ トルネオ(CF-5 )のご入庫

エンジンチェックランプが点灯してギクシャクするとの事。

入庫時エンジンはふけ上がらず、エンジンチェックランプが点灯していました。

エンジンルームを点検しようとボンネットを開けると異常なくらいの熱気に襲われました。

冷却水の激しいにおいがしますのでオーバーヒートを起こしていることは容易に判断できる状態です。

すぐにエンジンを止めて冷却をしたいのですがかなりの高温で危険ですので少しずつ水を掛けて冷ましていきます。

ようやく冷めたところでラジエーターに水を入れるとアッパータンクから水が漏れ出してきました。

オーバーヒートの原因はラジエーターからの冷却水漏れです。

 

本来、このアッパータンクは黒い樹脂なのですが経年劣化で白化して割れ始めている状態です。

 

経年劣化してラジエータのほかの部分も傷んでいることが予想できるためラジエーター自体を交換することになりました。

やはりホースを外すと取り付け部がたやすく割れてしまいました。

ここもかなりの高温にさらされているためこのようになることが多い部分です。走行中にホースが吹っ飛ばなくてよかったです。

漏れ箇所以外でオーバーヒートを起こしたら交換しなくてはいけない部品があります。

これはサーモスタットで水温により水路の開閉をする役割をしますが、異常な高温にさらされると壊れてしまう部品です。

やはり壊れて曲がってしまっていました。

 

漏れ箇所の修理とサーモスタットの交換を終えてようやくオーバーヒートによるダメージを点検することが出来るようになります。

オーバーヒートの本当の恐ろしさはヒートによるダメージがどこまで及んでいるかということです。

冷却水の漏れがない状態でエンジンに負荷を掛けて、熱による歪みや正常な水圧・油圧を掛けてダメージがない事をチェックしなければなりません。

特に古い車になると元々ガスケットなどが傷んでいることがありオーバーヒートが弱った部分にとどめを刺すなんてこともあります。

こちらの車両は、入庫時かなり酷い状態でしたので重大なダメージがあるのではと少しあきらめていたのですが奇跡的にダメージは有りませんでした。

機械を作動させるためには適温でコントロールする必要があるのですが、そのコントロールが出来なくなった場合は最悪の結末を迎えることがありますのでご注意を。

故障事例① リンク

故障事例② リンク

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