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故障修理・整備 フィアット

FIAT500 エンジンコンピューター突発故障

FIAT500のご入庫

買い物を終えエンジンを掛けようとしたら掛からなくなったとの事で緊急搬送されました。

スタータでのクランキングは勢いよく回っていますが初爆の気配すらありません。

診断機を繋ぎ故障コードを読み出すことにします。

 

エンジンコンピューターにアクセスできません!

ミッションコンピューターにもエンジンコンピュータとのアクセスが出来ないエラーが検出されています。

エンジンコンピュータが認識できていません。(作動していない)

他車のエンジンコンピューターを仮でつないでみるとイモビライザーでエンジンは掛かりませんが診断機ではしっかり認識できますのでコンピュータに掛かる電源やアースは正常であると判断できます。

残念ながらエンジンコンピュータの突発的な内部故障と判断できます。

エンジンコンピューターを交換することになりましたが新品は当然高額なものになります。

そこで中古品のコンピューターに内部データーを移植して使用することになりました。
※壊れたコンピューターからデーターが吸い出せなければこの方法での修理は出来ません。

この作業はコンピューターの専門業者に依頼します。

コンピューターを交換して車両は何事もなくエンジンが掛かるようになりました。

このように電子機器、特にコンピューターは突然壊れますし予防もできませんので非常に怖い故障となります。

内部が焼損している様子もなく原因を専門業者に訪ねましたが基盤の中の何かのチップは破損しているのだろうがこのように無数にあるので事実上原因はわからないとの事。

焼損した故障事例 リンク

たとえ新品に交換したとしてもこの故障確率をゼロにすることは出来ません。

 

ではどうすればよいのでしょうか?

私は常々お話しするのですが自動車が精密・複雑化している(国産・輸入車共に)以上、すべての故障を未然に予測や予防することは不可能なので必ずしっかりした保険に加入するようにアドバイスしています。

今回の様に突発的な故障の際は、ほとんどの方はどうしたらよいかわからずパニックになります。

当店にお電話いただいた際、”どこの保険会社に加入していますか?”と尋ねても半分以上の方はうろ覚えですし保証内容までしっかり把握している方はほとんどいらっしゃいません。

走行不能であればロードサービスの手配が必要ですし、代わりのクルマが必要なら代車の特約の有無も確認する必要があります。
しっかりした保険であれば手配をすべてこちらで代行することが出来ます。しかし保険会社によっては・・・。

最低限すぐにわかるように保険証書は車検証と一緒にしておくなどしておいた方が良いです。

また代車は当店でも常にお貸しできるわけではないので、ご自身で特約を付けておくことをお勧めします。

このような突発的な災難は起こるものと想定しておき、トラブルに怯えるよりもいつ見舞われてもすぐに対処できるようにしておくことで、少しは不安が解消されるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

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