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故障修理・整備 BMW

BMW 630i(E63)オートマチックトランスミッションからフルード漏れ

BMW 630i (E63)のご入庫

車両を止めていると下にオイル漏れのあとがあるとの事

車両を点検してみると下回り全体がエンジンオイルなのかATフルードなのかわからないくらいオイル漏れが酷く、どこからもれているのかまったくわからない状態です。

アンダーカバーでエンジンとミッションは覆われているのですがアンダーカバー自体がオイルの受け皿になっていてビチョビチョの状態でした。

アンダーカバーからあふれるくらい多く漏れたため下に垂れたのです。

 

あまりにも酷く漏れ個所の特定が出来ないのでスチーム洗浄で下廻りのオイルを綺麗に洗浄することにしました。

洗浄後、漏れ箇所を特定するのと走行に異常がないかをテスト走行を行います。

走行テストをして戻ってくると、綺麗にしたはずのオートマチックトランスミッションのオイルパンのボルトにオイルのしずくが出来ています。

大きな原因はATオイルパンからの漏れのようです。

 

一晩放置しているとこれだけのオイルが漏れてきました、今までアンダーカバーにこれだけ溜まっていっていた訳です。

 

漏れを直すためにATオイルパンを交換することになりました。

樹脂製オイルパンでフィルターもパッキンも一体になっています。

 

鉄粉ももちろんたっぷりです。

 

 

ATパンを交換するということはATフルードの交換も伴うのですが、実はこちらのお車 走行距離17万kmを超えているのでした。

過去のATフルード交換履歴もわからない状態でしたがフルード漏れがあまりにひどく交換するしかない状態です。

そのために走行テストを実施して変速ショックや滑りなどの症状が出ていないか確認も兼ねていたのです。

実際、オイルパンの内側に部品の製造年が印字されていましたが2008年製で、車両も2008年式ですので新車から一度も交換されていませんでした。

なるべく負担を掛けずにATFを交換を行うのとATF自体の性能もなるべく良くしたいと考えました。

使用したフルードはNUTEC ZZ52

 

NUTEC NC-60ATF添加剤を添加しました。

フルード性能をワンランク上げるのとフルードの漏れ防止効果も期待します。

交換後、再度走行テストを繰り返してシフトフィーリングに問題がないことと漏れがないことを確認して作業終了しました。

 

よく、ミッションフルードを交換すると壊れるなど囁かれますが今回の様に漏れが酷く交換しないわけにいかない場合もあります。

そのような場合でも、作業前の状態確認や一つ一つの工程を丁寧に行うことで問題のない事例は当店ではいくらでもあります。

もちろん距離が伸びてしまったものは仕方がありませんが、なるべく走行距離が短いうちに負担を掛けずに定期的なフルード交換を行っておいた方がリスクを回避できるのは当然のことです。

 

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