栃木県宇都宮市の整備工場
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ご注意

ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。 また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。 概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

セレスピード・デュアロジック アルファロメオ

アルファロメオ 159 2.2JTS セレスピード クラッチオーバーホール

アルファロメオ159 2.2JTSのご入庫

セレスピードシステムのクラッチエラーで走行不能になったとの事で積載搬送されました。

セレシステムのエラーの原因は、すでに他店で診断済みでクラッチオーバーホールが必要との事でしたが、当店でも再度故障コードを読み出してクラッチのストロークエラーを確認しましたのでオーバーホールを行うことになりました。

ミッションを取り外してクラッチを確認するとやはり溝が無くなりディスクのリベットが出始めていますので限界でした。

 

次にこのクラッチで重要で見逃してはいけないものがあります。

それはフライホイールです。

こちらはダブル(デュアル)マスフライホイールというタイプでトランスミッション側・エンジン側の2重構造でクラッチ接続時の振動やショック吸収をする構造になっています。

しかし、2重にしている軸部分にはベアリングがあるためそこが必ず寿命を迎えます。

動作を動画で見るとわかると思います。

 

ベアリングが破損した場合はかなり重大な破損を起こしますので出来るならば交換をすることをお勧めしています。
※pandaⅢのデュアルマスフライホイールは必ずと言っていいほど壊れますので絶対に同時交換になります。故障事例リンク

今回はそこまでベアリングにダメージはありませんでしたが消耗品と割り切る必要があることをご説明の上お取替えさせて頂きました。
※クラッチディスク当たり面はかなり荒れていました。

同軸スレーブシリンダ(ベアリング)も交換

こちらのベアリングもゴロゴロ感が出ていて寿命を迎えていました。

このタイプはスレイブシリンダーとベアリングが一体で、フルード漏れのトラブルもあるため交換は必須です。

交換後は診断機を使いキャリブレーション(校正)して作業終了です。

今回のようなダブルマスフライホイールを使用している車両は部品代がかさむため再使用してしまうことも多いのですが、ここに不具合が起きた時はダメージが大きいので交換してしまうことをおすすめしております。

ダブルマスフライホイールの故障事例 リンク

 

セレスピードはよく壊れると言われていますが、クラッチのような消耗品もエラーの原因になります。

クラッチはブレーキパッドなどと同じで走れば走るだけ減りますのでいつかは交換が必要になります、今回のような場合は消耗部品の交換ですので考え方によっては一概に故障とは言えないものともいえます。

 

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