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故障修理・整備 アルファロメオ

アルファロメオ 159 2.2JTS ECUパンク

アルファロメオ159のご入庫

エンジンが突然止まり、そのあと全くかからなくなってしまったとの事で積載搬送されてきました。

 

勢いよくクランキングできていますがエンジンはかかる気配はありません。

診断機を使い故障コードを読み出そうとしますが、エンジンECU(コンピューター)を認識することが出来ません。

エンジン以外のコンピューターユニットにはアクセスできるので、診断機との通信に問題ありません。

 

そういえばイグニッションをONしてメーターパネルを点灯させても、エンジンのチェックランプだけが点いていません・・・

とても嫌な予感がします・・・

この状況はエンジンECUが存在しないことを意味します。
※イグニッションON状態でメーターパネルの警告灯が点灯するのは警告灯が正常に点灯する=システムのチェックでもあります。

存在しないというのは機能していないということですのでコンピューターユニットの電源もしくはアース不良、もしくはECUの内部故障や通信エラーが考えられます。

点検してみるとECUへの電源とアースは正常です。

気になるのはECUに鼻を近づけるとわずかに焦げ臭いにおいがすることです。


 

ECUを開けてみると・・・

基盤の一部が完全に焦げています!

これでは正常に作動するわけがありません。

焦げた部分の裏にはコンデンサーがあり、内部の電解液が漏れショートした模様です。

本来は、ECUの交換で対処するのですがあまりに高額であるため、専門の修理業者に託したところ修理可能との事。

今回は、壊れたユニットの基盤修理で復活することが出来ました。

 

このようにコンピューター基盤の故障に関しては、全く予測も予防もすることは出来ないため困った故障事例ともいえます。

同様故障事例 リンク

 

現代のコンピューター制御の車両にはこのようなユニットが多数搭載されており内部故障が起きた場合、全く対処のしようがありません。

予測・予防が出来ないようなことが突然起きた場合でも自身のレッカーサービスの充実(保険等)や受け入れ先となる修理工場との日ごろのお付き合いなどを大切にしておくと、急な対処にも困ることがありませんので旧車や輸入車などの故障率の高いお車に乗られる方は重要なことになります。

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