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故障修理・整備 メルセデス ベンツ

メルセデスベンツS350(W221)NOxセンサー故障

メルセデスベンツS350(W221)のご入庫

エンジンチェックランプが点灯したとの事でご入庫

診断機で故障コードを読み出すと。

P014200 NOxセンサーの異常を検出しました。

NOxとは窒素酸化物のことで排気ガスに含まれる有毒物質のひとつです。

従来では3元触媒と呼ばれるもので排気ガス中の有害物質を還元してから排出するようにしていたのですが、燃費向上のため空燃比リーン状態(酸素過多)でのエンジン使用率が増えてきたためリーン状態ではNOxは還元できないためNOx吸蔵型3元触媒というものが開発されました。

詳しい説明は割愛しますがNOx吸蔵型触媒からでた排気ガス中のNOx量をモニターしてコンピューターに送る役目で、吸蔵量に合わせて還元を促進する制御を行います。

当然センサーが故障すれば適正なコントロールが出来なくなるため有害物質を排出してしまいますし、NOx吸蔵量もうまくコントロールできなくなるので触媒を痛めてしまうことにもなります。

V6エンジンですので左右バンクで排気も2系統に分かれています。

センサーはこのように制御回路と一体のものになります。


 


 

このセンサーは従来のO₂センサーやラムダセンサーと比べても非常に高額な部品となります。

化石燃料を燃焼させる内燃機関は排気ガスを排出するのは仕方がない事なのですが年々規制が厳しくなりそれに対応するための技術が次々に現れています。

しかし、制御が複雑で細かくなればなるほどシステムは高額になり、かつ繊細で脆弱になっていきます。

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