栃木県宇都宮市の整備工場
TEL 028-656-2588
月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

ご注意

ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。 また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。 概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

故障修理・整備 フィアット

FIAT クーペ 20Vターボ 中古購入後のフルメンテナンス 後編

フィアット クーペ2.0ターボ

前回ご紹介した、中古車購入後の整備の続きです。

次にクラッチオーバーホールを行います。

中古車を購入なさった場合、できればクラッチは新しいものに交換することをお勧めします。

クラッチは摩耗することで繋がる位置や重さが変わってきます、よく聞くのは”輸入車はクラッチペダルが重たいのがふつう”や”古い車(スポーツカー)はこんな感じですよ”などと購入時に言われ、摩耗しているにもかかわらずそのまま乗っているいる方が非常に多いことです。

どこがこの車の正常な位置や重さなのかを知るため為と、ドライビング(操作等)の愉しさを感じれる重要な部分でもありますのでリセットしてあげるのことがベストです。

こちらのお車も、クラッチペダルが重くなっていましたので摩耗は進んでいると考えられていましたので、タイミングベルト交換だけでなくクラッチオーバーホールを行うことも含めてエンジンを降ろしました。

 

この車両はレリーズベアリングが引っ張るタイプ(PULLタイプ)ですね。

フライホイールも平面研磨を行いジャダーを防ぐようにします。

タイミングベルトやクラッチオーバーホールの費用は掛かるものですが、このようにせっかく降ろしたときはしっかり手を掛けるようにしてください。

前回も書きましたが整備する側も整備のクオリティが高くなりますし,手を掛けれるときにしっかり掛けておいた方が後々再度整備を行わなければならない等ということも防ぐことが出来ます。

 

クラッチは油圧でコントロールするのでマスターシリンダーとスレイブシリンダーも交換します。

 

 

エンジンを降ろした時にやっておいたほうが良い部分と言えばスタビライザーのマウントですね。
結構異音の原因になることがあります。

 

最後にブレーキ関係でキャリパーのオーバーホールとブレーキホースの交換です。

 

年数が経った車両ですとブレーキ関係の部品供給も怪しくなってきます。

シールキットも当然ですがピストンも錆びてしまうと部品交換が必要になります。

トラブルが起きてからでは部品が無く困ってしまうことも考えられますので、10年以上経っている車両ではトラブルが起きていなくてもオーバーホールを行うことをお勧めします。

 

ご予算の都合もあるのですべて一度に行うわけにはいきませんが優先順位をつけてしっかり計画を立てて行うことをお勧めします。

他店で購入されたこのお車これだけ整備を行うポイント(修理も含め)がありましたが、こういった状態で商品として販売されているのは年式を考えれば普通のこととも言えます。

 

オーナー様は購入前から当店で整備を行う前提で車両を購入しており、元々納車後の整備もある程度予算を組んでいたため、ここまでの整備を一度に行うことが出来ました。

おかげでかなり若返り新車のころのフィーリングを取り戻しましたし、多くのトラブルも回避できるようになったと思います。

中古車のご購入の際はそのままで乗ることはほぼ不可能だと考えて、ある程度初めに整備に充てる予算を組んでおくことをお勧めします。
※中古車購入時の納車整備と呼ばれるものの内容もお店によりまちまちですのでしっかり確認をするようにしてください。

 

 

栃木県宇都宮市の整備工場月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

MASUTAKAブログ最新情報

マツダ デミオ (DJ5)スピードメーター故障

マツダ デミオ(DJ5)のご入庫 スピードメーターが壊れて表示されないとの事 デジタルメーターですがデジタルが目まぐるしく動きスピード表示が出来ません。 https://masutaka.co.jp/images/VID_20240620_143921.mp4 それほど年式が経っていないようですがこの時代のマツダ車は比較的このような故障が多いそうです。 しかしメーターを新品に交換すれば部品代は非常に高額ですし、オドメーターの距離も変わってしまいます。 そこでメーター修理業者に相談して何とかこの表示部分の不 ...

続きを見る

スバル レガシィ ツーリングワゴン(BH5)ステアリングラックボールジョイントのガタ

スバル レガシィツーリングワゴン(BH5) ステアリングラックブーツが劣化により破れていますが、どうもブーツだけでは済みそうにはありません。 このブーツはステアリングラック内部に汚れなど入らないようにするのと、この中にあるボールジョイントの保護が目的になります。 破れたまま使用していると水や汚れが入り込みボールジョイントの潤滑グリスを流してしまったりグリス自体に砂など硬い不純物を取り込んでしまいボールジョイントやラック本体を壊してしまいます。 ブーツを外してボールジョイントを診てみます。 グリスが洗い流さ ...

続きを見る

BMW X5(E70)駐車後 車体が傾く

BMW X5(E70)車検でのご入庫 ご用命で2~3日駐車後に右後ろの車体が下がっていることがあり、エンジンを掛けると元に戻ることが気になるとのことでした。 一般的な金属バネを使用している車両ではこのようなことは起きませんがエアサスペンションを搭載してモデルではこのようなことが起きます。 この車両は前輪は金属バネ・後輪は空気バネを採用しています。 エアサスペンションはベローズと呼ばれる風船をバネとして使用しますが、このベローズはゴムでできているため空気が漏れてつぶれてくることで車体が傾きます。 右後輪が傾 ...

続きを見る

プジョー308(T7) スロットルモーター異常

プジョー308 チェックランプが点灯して加速が緩慢でスピードが出ないとの事 診断機で故障コードを読み出すとスロットルバルブに関係した故障コードを検出しています。 スロットルボディ内部のエラーなのでスロットルボディの交換を行いました。 交換後はエラーの検出もなく正常に走行するようになりました。   エラーを起こしたスロットルボディを分解してみます。 樹脂製のボディで非分解の作りです。 ボディを割ってみると・・・ 内部がオイルでビチョビチョになっています!   このオイルはエンジンオイルですがこれだ ...

続きを見る

メルセデスベンツ320CDI(W211)ブレーキペダルが硬く効かない

メルセデスベンツ320CDI(W211)のご入庫 ブレーキペダルが硬く感じるときがあり強くペダルを踏んでいないとクリープで車両が進んでしまう時があるとの事。 症状は常に起きるのではなく時々起きるそうで、症状が出るときはブレーキペダル前方で”シュー”と音がするそうです。 入庫時は症状が発生しておらずペダルに違和感は感じませんでした。 お話をお聞きしてブレーキブースター関係の不具合のように感じますがブースターの機能点検では異常はないように思われました。 ブレーキブースター(マスターバック)とはブレーキペダルの ...

続きを見る

ダイハツ ハイゼットトラック(S211P)コンプレッサーが頻繁に入り切りする

ダイハツ ハイゼットトラック(S211P) エアコン(冷房)が効かず、何かカチカチ音がするとの事 カチカチ音はすぐにわかりました。 https://masutaka.co.jp/images/VID_20240527_210656.mp4 エアコンコンプレッサーのマグネットクラッチが頻繁に入り切りを繰り返している音でした。 マグネットクラッチがONするとコンプレッサーが回り冷媒を圧縮するのですが、すぐに切れてしまいますのでコンプレッサーは回らずこれでは冷房は効きません。 マグネットクラッチはをONするにも ...

続きを見る

ニッサン デイズルークス(ML21S)エアコン重複故障

ニッサン デイズルークス(ML21S)のご入庫 エアコンが温風しか出ないとの事 エアコンの冷房が効かない云々よりも温風しか出ませんので、エアコンコントロールがヒーター側で固定されているようです。 オートエアコンで自己診断機能がありますので操作パネルを操作して読み出すとパネルに20.3という数字が出ました。 この数字は故障コードのことで20.3はエアミックスアクチュエーターの故障コードを表しています。 エアミックスアクチュエーターとはエアコンユニット内部の温かい所と冷たい所に風を振り分けるフラップをコントロ ...

続きを見る

ルノー メガーヌⅢRS 冷房が効くときと効かない時がある

ルノー メガーヌⅢRSのご入庫 エアコン(冷房)が効くときと効かない時があるとの事。 ご来店時は効いているとの事で確かに冷たい風は出ていました。 しかし冷媒ガスのメンテナンスは行った記憶が無いとの事でしたのでまずはガス量が適正なのかを確認するために冷媒ガスのメンテナンスを行うことにします。 冷媒ガスを車両から専用機に抜き出して測量すると規定値510gに対して320gしか回収できませんでしたので190gほど減っている状態でした。 これは漏れているというよりもゴムホースやジョイント部分からわずかに大気に放出し ...

続きを見る

ホンダ アコード(CF3) エンジンオイル漏れ

ホンダ アコード(CF3)のご入庫 エンジンオイルが地面まで垂れているとの事。 漏れ箇所はエンジン後端部でオイル漏れをたどるとそこにはディストリビュータがありました。 この部品はカムシャフトで駆動するため中に回転するシャフトがありますが、シールが悪くなりエンジンオイルがシャフトを伝わり漏れ出していました。 デスビキャップ内側にもオイルが飛び散って掛かっています。   まだこの部品自体リビルトの供給がありましたのでリビルトアッセンブリーで交換します。 ディストリビューターの役割は複数シリンダーを持 ...

続きを見る

フォード エコスポーツ 冷却水もれ 

フォード  エコスポーツ 冷却水が漏れてしまっているためロードサービスで搬送されました。 漏れ箇所は一目瞭然で冷却水リザーブタンクへの戻り側パイプ取付部の割れです。 戻り側ですのでどんどんここから冷却水が漏れて無くなっていきます。 樹脂製のパイプが割れてしまっています。 ユーザーはビニールテープで何とか付けようとしたようですがタンクまで圧力が掛かるためテープ位で漏れを止めることはできません。  タンクにも細かなクラックが発生しているため同時に交換します。 現代車はこのように水回りに樹脂部品を使うことが普通 ...

続きを見る

-故障修理・整備, フィアット

© 2024 増高自動車工業有限会社