MENU
イタリア車の車検・整備のことなら増高自動車工業MASUTAKA

トヨタ アクア車検整備

ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

トヨタ アクアのご入庫

車検整備のご依頼を受けました。

ハイブリッドのお車 たびたび”御社で整備出来ますか?”と問い合わせを受ける事があります。

答えはもちろんやっております!輸入車の整備案内が多くなりますが国産・輸入車分け隔てなく行っとります。

 

今回は、トョタの代表的なハイブリットカー アクアの整備内容をご案内します。

まずはエンジンルームです。

ガソリンエンジンとモーターの2つの原動機を搭載しているのがハイブリッドの由来ですがエンジンルームを覗くとこのような姿をしています。

向かって左側は、従来の車と同じようにガソリンエンジンが鎮座していますが、右側にあるのはインバーターと呼ばれるハイブリッドモーターの電気を制御するようなものです。

この下にモーターはあるのですが、インバーターは大きな電気を制御するため高温になるのでエンジンと同様に専用の冷却装置で冷却をします。

写真にあるタンクがその冷却水のタンクです。

エンジンにも冷却システムがあるのですが各々別に冷却回路がありますので冷却水の量を点検します。

エンジンには通常、補器ベルト(ドライブベルト)があるのですが、トヨタのハイブリッド車には使用されていません。

エンジンはガソリンエンジンですので通常の点検をします。

エンジンオイルは真っ黒に汚れていました。

エアクリーナーも真っ黒になっていました。

 

続いて、ブレーキシステムですが車輪に付くブレーキに関しては従来のものと変わりありません。

フロントブレーキはディスクブレーキです。

アクアの場合、リヤはドラムブレーキを採用していますのでドラムを開けて点検します。

もちろんハイブリッドとはいえ、従来のシステムと変わりありませんので ホイールシリンダーのカップキットも予防整備も含めてオーバーホールします。

ブレーキシステムで従来と違うところはエア抜きの作業(ブレーキ液交換)の方法です。

ブレーキ液のエア抜き作業に関しては、ブレーキマスターをペダルでじかに押していた従来のシステムと違い電子制御のバイワイヤーですので、診断機のエア抜き作業サポートを利用してエア抜き(ブレーキフルード交換)を行わなければなりません。

このように一部従来のお車とは違う部分もありますがハイブリットのモーター・制御部が追加されていてそこが違うだけですので特別扱いをしなくてもよいのです。

 

しかし、最近のエコカーと呼ばれる自動車に対して一部のユーザー様は勘違いをしているように思われることが気になります。

それは、

エコカー = 燃費が良い(経済性に優れている)

を、

経済性が良い = メンテナンスをしなくてよい

に置き換えてしまっているような考え方をお聞きすることがあります。

確かにガソリンの減りも少ないですし、ブレーキのパッドやライニングの減りも回生ブレーキが効くためだいぶ持ちがよくなっています。

がっ!! 

実はエコカーに分類される、ハイブリッド車、アイドリングストップ等の車両は様々なシステムが搭載されているのですが、エコにするためのシステムは今までとは違う意味で大きな負担がかかっています。

例えばハイブリッドカーの場合エンジンが今までよりも止まっている時間が長いのでオイル交換もそんなにしなくてもいいのでは?という疑問があるのですが、エンジンが頻繁にかかったり止まったりすることは大きな負担ですし、内燃機関と呼ばれる燃焼を動力として取り出すシステムのものはある一定以上の温度を常に保っていたほうが性能も安定します。

エンジンが止まれば冷えてしまいエンジンオイルに入った湿気(水分)がいつまでも飛ばせずオイル性能の低下につながります。

アイドリングストップも同様にエンジンに負担も掛けますし、バッテリーにはもっと大きな負担を担わせます。

当然、従来のバッテリーではアイドリングストップには耐えることはできませんし、使用するバッテリーは高性能な高価格バッテリーでなくてはなりません。

ここに上げたのは一例ですが、エコを手に入れるためには様々な付帯技術があってこそ成り立っているのです。

そのエコ性能を引き出すのに、メンテナンスの意味は今までの車両よりも、もっとシビアで重要になっていることは知っていただきたいです。

 

  • URLをコピーしました!
目次