AUDI Q5のご入庫

ご用命は、走行中にオイルプレッシャーの警告が出るとのこと

オイルプレッシャーは血圧のようなもので低ければオイルが循環せずエンジンが焼き付いてしまうとても重要なものです。

警告は常に出るわけでは無いとの事で入庫した時点でも点灯はしていませんでした。

しかし診断機を当ててみると過去の履歴でオイルプレッシャーが低かったことが残っていましたので何回か警告灯を点灯させたのは間違いありません。

ここで、故障探求で振り分けなければならないのは
①本当にオイルプレッシャーが低くなっている
②オイルプレッシャーが正常にもかかわらず検知する側(警告システム)に異常がある

この2つを見極めなければなりません。

①の場合、エンジンオイルが少なかったり汚れが酷くオイルを吸い上げることが出来ない場合などに時折起こります。

そこでエンジンオイル量を確認しようと思いましたがこちらのお車は電子式のレベルゲージを使用しているため、ディップスティックが無く、実際のオイル量は抜いてみるしかわかりません。
※レベルセンサーが壊れている可能性もありコンピューター上のレベル判定すらあてになりません。過去故障事例リンク

 

抜き出したオイル量を測定すると異常はありませんでした。


ただ汚れが酷かったので吸い込み口の詰まりはまだぬぐいきれませんでしたので新しいオイルに入れ替えます。

 

次に②ですがオイルプレッシャーがあるかないかをスイッチするものがプレッシャースイッチで、ある程度の圧力があればONして油圧が正常と判断するものです。

このスイッチの先は細く穴が開いていてオイル油圧がここにかかるとスイッチするようになっているのですがここもオイルが汚れていると汚れが詰まって正常に作動しなくなることがありますし壊れることもよくありますので交換することになりました。
過去故障事例リンク

交換後はどの走行条件でもプレッシャー警告はなくなりましたのでプレッシャースイッチの故障で間違いありませんでした。

本来でしたら圧力計で油圧を直接測定してしまうのが間違いないのですが、症状が時々だったり 圧力計を取りつけることが困難な場合や走行中で圧力を読みとれないなどの場合は、今回のように周りから攻めて故障個所を特定することになります。

ひとまずオイルプレッシャーの故障のご用命は終了しましたがエンジンを掛けると異常な音がエンジンからしているのが気になります。

そちらの修理に関しては次回にて・・・