栃木県宇都宮市の整備工場
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ご注意

ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。 また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。 概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

故障修理・整備 トヨタ

レクサス IS-F オートマチックフルード・デフオイル交換

レクサスIS-Fのご入庫

こちらの車両はISシリーズの最高峰で5000ccのパワーユニットを搭載したモデルになります。

ご用命は、オートマチックフルードとディファレンシャルオイル等の交換ご依頼です。

 

まずはオートマチックフルードの交換から進めます。

 

オイルパンを外して内部ストレーナーの交換を行います。

 

ストレーナーを交換してオイルパンも綺麗にして組み付けます。

 

次に圧送式のフルードチェンジャーを接続して内部に残ったフルードを交換します。

内部のフルードが右側ですが真っ黒なのがお分かりになると思います。

これをフラッシングで綺麗にしていきます。

この工程はフラッシングですので安価なフルードを使用して綺麗になるまで繰り返します。
安価と言いましても純正で使用しているクラスのオイルを使用します。

綺麗になったところで5000ccの高出力にも耐えられるフルードとしてWAKO'Sプレミアムスペックで全量交換を行います。

 

WAKO'Sプレミアムスペックは赤くありませんが色は関係ありません。

最後に真ん中のモニターが現在のミッション内部のフルードの状態になります。

交換後は正確な温度管理の元でオーバーフローさせてフルード量を調整します。



 

次にディファレンシャルオイル交換を行います。

FR駆動のディファレンシャルギアはハイポイドギアと呼ばれるギアで直角に駆動力を伝達するため非常にギアは酷使されます。

オイルを抜くと鉄粉がごっそり出てきました。

これはギア同士が擦れて出てきたものです。

鉄粉をふき取ったドレンがこちら。

ドレンボルトの磁石に吸着されることがフィルターのような役目をするのですがすべてを吸着できるわけではありません。

鉄粉を含んだオイルはさらに摩耗を加速させたり、ベアリングにダメージを与えてしまいますので定期的な交換は重要なことです。

 

当店では様々なタイプのミッションオイル交換を行いますが、単に適合があうオイルを交換するのではなくお客さんの車両スペックや使用用途、はたまたその車両に対する思い入れなどを考慮しますので作業方法や使用するオイルはそのたびに変わります。

お客様の希望に合うようにベストな方法を考えて行っております。

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