VW パサート ヴァリアント(B6)のご入庫
ご用命は、”当店のブログを読んで冷却水がオーバークールしているようなのでサーモスタットを交換してもらいたい”との事でした。
サーモスタットは、消耗品で本来開閉をしなければならない温度から、開閉温度がずれて(または開閉しない)しまうことで、オーバーヒート・オーバークールを引き起こします。
こちらのお車の、走行中に水温計が下がってくるとの事でしたので間違いなさそうです。
サーモスタットの交換には、インマニを外したりオルタネーターを外したりしなければサーモスタットにはアクセスできません。
交換して不具合は解消されました。
オーバーヒートに対してオーバークールは気が付かないことが多い不具合の為、見過ごされていることが非常に多いです。
当店のブログを読んでいただいて、故障に気が付いていただけたのは幸いでした。
お客様、故障に気が付かずに乗っていた時より、修理後は燃費がすごくよくなったとのことでした。
自動車には様々なシステムが組み込まれていますが、最近の自動車は自ら補正を行うことである一定までは何もないように走ってしまいます。
オーナーが気が付かない部分で本来メンテナンスが必要なこともたくさんあります。
国産・外国車問わずそれは変わりありませんので、信頼のおける整備・修理工場にご依頼なさるようにしてください。