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故障修理・整備 フォルクスワーゲン

VW ゴルフ4GTI エンジン不調

VW ゴルフ4GTIのご入庫

ご用命は、”何か焦げ臭いにおいがする”との事

ご入庫して車両を確認すると、臭いよりもエンジンが不調で4気筒エンジンが3気筒で回っていることがすぐにわかります!

臭いは、その不完全燃焼から起こる排気ガス臭のようです。

点検を進めます。

1番シリンダーのコイル電圧が発生していないのが確認できました。

1番シリンダーの失火です。

どのような車両でもイグニッションコイルが壊れるとこのような症状がおこりますのでコイルが壊れたのかと思い、念のためほかのシリンダーとコイルを入れ替えてみました。

しかし、1番シリンダー失火の症状は変わりません。

そうなると、イグニッションコイルは正常と判断できますので、コイルを制御している電気系統に問題がありそうです。

ちなみに診断機で故障コードは検出していません。

この時代のGTIに積まれているエンジン(AGUユニット)は、イグニッションコイルの電圧制御にイグナイターと呼ばれる部品を使用しています。

イグナイターとはパワートランジスタの集合体でイグニッションコイルの1次電圧のON/OFFをコントロールする部品です。

イグナイター内部はそれぞれ独立した4気筒の回路を持っていて、1番シリンダーの回路が壊れた可能性があります。

イグナイターのコネクター端子でほかのシリンダーと入れ替えてみると、入れ替えたシリンダーが失火することからイグナイターの内部故障が確定しました。

 

イグナイターはパワートランジスタの集合体ですので発熱量が非常に高いので、エアクリーナーケースについているヒートシンク(放熱板)についていて熱をエンジンの吸入空気の流れで冷却する仕組みになっています。

イグナイターを新しいものに交換してエンジン不調は治りました。

現代の車ではイグナイターを使用している車はほとんどありませんが、このような電子部品ひとつでエンジンは不調になってしまいます。

電子部品は、壊れるタイミングの予測をすることが難しいので年式的に古かったり、距離が伸びていても交換していないようでしたら予防的に交換したほうが良い部品です。

 

 

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