平成17年式スバル レガシィ(BP5)のご入庫
メーター内の液晶ディスプレイにエラー表示が出ているとの事
表示は、「Er Pd」です。
こちら、パワーウインドウシステムにエラーがあることを表しています、確かに運転席のパワーウインドウが動きません。
まず、パワーウインドウスイッチの運転席ウインドウスイッチのクリック感がありません。
これは、パワーウインドウマスタースイッチの支点が壊れてしまったためこのようになってしまったものです。
支点部分はプラスチックですので、何かで直そうと思っても力が掛かりすぐに壊れてしまうので、マスタースイッチASSYの交換になりました。
スバルはこの時代レガシィ以外にも同じ不具合が非常に多かったです。
マスタースイッチを交換してパワーウインドウを操作します。
動きません・・・
そうなんです、この時代のスバル、スイッチ以外にもパワーウインドウモーターもよく壊れます。
モーター自体も壊れていたため交換になりました。
通常、スイッチが壊れて通電しっぱなしになるとパワーウインドウシステムのブレーカーが落ちてモーターへの通電を止めてモーターを保護する仕組みになっているのですが、もしかしてブレーカーが落ちるのが遅くモーターが焼けてしまうのかもしれません。
ともかく、今回のように2つ同時に交換になる不具合が多いです。
スイッチ・モーターともに交換することでパワーウインドウは正常に作動して、エラー表示も消えました。
その自動車ごとによく壊れる弱点のような部分は必ずあります、今回の事例はそのような一例ですね。