栃木県宇都宮市の整備工場
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ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。 また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。 概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

故障修理・整備 スズキ

スズキ F6A バルブクリアランス調整

スズキ アルトのご入庫

ご用命は、エンジンのバルブクリアランスの調整です。

一般的な4ストロークエンジンは、バルブの開閉をカムというもので押し下げることで行います。

このF6Aの2バルブエンジン(1気筒当たりのバルブ数が2個)はねじ調整式のロッカーアームを使用しています。

カムがロッカーアームを持ち上げて、シーソーのように反対側にあるバルブを押し下げる構造になっています。

使用し続けると摩耗により隙間が広がりロッカーアームがバルブをたたきタカタカと音が大きくなってきます。

ネジ部分(アジャストスクリュ)を調整することで広がった隙間を調整し直してあげるのが今回の整備です。

 

 

隙間部にシックネスゲージと呼ばれるプレートを差し込み隙間を測定します。

シックネスゲージはそれぞれ厚みが異なり組み合わせで隙間を測定します。

冷間時の測定結果はご覧のような結果でした。

     1番     2番   3番  (シリンダー)
IN   0.20    0.24   0.21
EX   0.20    0.21   0.20

基準値 IN 0.13~0.17 EX 0.15~0.19 (mm)

IN/EXともに基準値の上限値を超えていました。

基準の隙間に調整を行いました。

 

現代のエンジンではメンテナンスフリー化が進み定期的な調整を必要としないエンジンがほとんどですが、一昔前ではこのような整備は日常的に行われていました。

メンテナンスフリー化は自動車の維持としては費用や面倒などの面で非常に有利なのですが、エンジン内部の状態の把握などができずメンテナンス不良が起きていても気が付かず、気が付いた時には大きな故障になってしまうような一面もあります。

定期的にメンテナンスが必要ということは、定期的にプロに診てもらうチャンスがあるということです。

自己責任でメンテナンスの管理が出来るオーナーなら問題はないのですが、メンテナンスにかかる費用ばかりを気になさる方も多いので・・・

 

整備をする側としては、調整することで調子を取り戻す姿を見れることはやりがいがあるものです。

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