VW パサート ヴァリアント 2.0 (B5.5) のご入庫
先日タイミングベルト交換の際、指摘させていただいた燃料ホースの交換です。
燃料タンク(ポンプ)から燃料フィルター間の燃料ホースに劣化によるヒビが発生しており、いつ漏れ出しても不思議でない状態になっています!!
この個所は燃料ポンプから圧力のかかったガソリンが通るので少しでも漏れ出せば霧吹きのように吹き出す危険な箇所です。
このホースはパイプとホースとのつなぎをカシメることで一つの部品になっているので純正部品を使用すると大変高額になってしまいます。
そこでカシメを解いてホースを国産品を使用することにしました。
もちろん高圧ホースで、国産自動車メーカーの純正品ですので耐久性も折り紙付きです。
修理代もかなり節約出来、かつ耐久性も期待できるようになりました。
同時にフューエルフィルターも交換します。
中に入っているガソリンはこんなに汚れています!!
フィルターは燃料ポンプの下流に付いていて、燃料タンクからのごみをキャッチするのはもちろんのことポンプ自体から排出されるブラシかすや金属粉も取る大変重要な役目をしています。
本来透明なガソリンがここまで汚れていればどれだけフィルターにキャッチされているかお分かりだと思います。
中々、症状が現れるほど詰まってしまうことはありませんので見過ごされてしまうことが多い部品ですが定期交換は必要です。
最低でも10万km以内に交換するようにしてください。(ちなみにこちらのお車走行距離5万km代です。)
ガソリンが漏れてしまうことは最も危険なことですが、見過ごしがちなフィルターの交換サイクルもチェックしてくださいね。