ニッサン ノート(E11)のご入庫

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スパークプラグ交換を行います。

このユニットエンジンの上にインテークマニホールドが覆いかぶさるようについていますので交換にはインテークマニホールドの取り外しが必要です。

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スパークプラグは、ロングライフプラグに交換ズミでしたが走行距離11万kmに達していますのでここまで摩耗が進んでいました。新品と比較すると電極の角がとれて歪な形になっているのと隙間が広がっているのがお分かりになると思います。

ロングライフプラグは、摩耗しずらい貴金属(イリジウムやプラチナ)を先端に取り付けることで長寿命化をを可能にしているのですが、それでもこのように摩耗しますので注意は必要です。

 

続いて、外したインテークを見てみると・・・

ドロドロで大変汚いです!

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せっかく外したのでクリーナーで清掃します。

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このようにインテークは、ブローバイガスやインテークバルブからの吹き返しなどでこのように汚れます、汚れは吸気の流れを阻害するのでエンジンの性能を落とします。

このニッサンのエンジン(HRエンジン)は吸気の汚れにより”なんだか調子が悪い”というような微妙な症状が現れやすいので注意です。

 

スロットルバルブも真っ黒です。

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全閉位置付近には汚れで段が出来てしまっています。

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これらを綺麗に清掃して組みなおします。

エンジンを掛けるとこのようになってしまいました!

動画

これは、アクセルを操作していない状態で勝手にエンジンの回転が上がったり下がったりしているのです。

この状態をハンチングと呼ぶます。

ハンチングはスロットルバルブを清掃したことでアイドリング時の空気の流れがよくなった(アイドル回転が上がった)ことで起こった症状です。

アイドリング回転2500回転以上→フューエルカット→回転低下→フューエル復帰→回転上昇→繰り返し

この症状を改善するには、車両に綺麗になったスロットルバルブの位置で規定のアイドリング回転数になるように教えてあげる必要があります。

ニッサンの場合、診断機でTAS(スロットルアジャストスクリュ)と呼ばれる学習を行います。

学習後のアイドル回転は700回転です、アイドリングが2500回転以上になってしまったこの車両は、少なくとも1800回転分は汚れによるアイドリング回転補正を行っていたことになります。

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スパークプラグも定期的に交換するものですが、エンジンにはこのように汚れるところがありますので定期的な清掃を行うことで性能維持が出来ます。

当店では、分解しなくてもインテークの清掃ができるWAKO’SのRECS日本オイルサービスの清掃システムを採用しています。

分解して清掃するのに比べると汚れ落としの効果は劣りますが、定期的に実施することで汚れがこびりつくことを防げます。こびりついてしまった汚れを落とすことは大変ですのでこびりつかせないことが非常に大切です。

どうぞお気軽にお問い合わせください。