アルファロメオ ジュリエッタ1.4のご入庫
タイミングベルト交換を承りました。
このエンジンはSST(スペシャルサービスツール)をヘッド後方から装着してカムシャフトを固定しなければいけません。
もちろんウォーターポンプも同時に交換します。
サーモスタット
FIATグループの どのタイプのエンジンでも基本的に同様のサーモスタットを使用しますがオーバークールなどを引き起こしていても気がつかずにのられている場合が多いので同時に交換することをお勧めします。
こちらの車両 新車から6年、走行距離6万kmで初めてのタイミングベルト交換でしたが結果は・・・
ウォーターポンプなどの漏れはありませんでしたがタイミングベルトは劣化によるヒビがかなり発生していました。
当店では4年もしくは4万kmのどちらか早期到達時点での交換をお勧めしています。
理由は上記タイミングでもウォーターポンプの不具合が発生したりベルトの劣化を認められた事例があったからです。
こちらのお車が6万kmで切れてないから大丈夫だということは何のあてになりません、お車の使用状態で不具合の発生に差がありますのでたまたま大丈夫だっただけかもしれません。
ジュリエッタも発売からかなり経ちますので交換時期に達している車両も多いと思います。
くれぐれも国産車の様に10万kmで交換というのは通用しませんのでご注意を。