アルファロメオ ミトのご入庫
別のご依頼でのご入庫でしたが下廻りに大量のオイル漏れを発見したため漏れ修理を行うことになりました。
漏れはトランスミッション全体に広がっています。
原因はTCTフルードタンクの取り付け部の漏れです。
TCTとはアルファロメオ名称で一般的には乾式DCTと呼ばれるデュアルクラッチを搭載したトランスミッションのタイプです。
アルファロメオでは、TCTフルードの油圧を利用してクラッチやシフト操作を行う為フルードが漏れて作動が上手くいかなくなった場合、走行不能に陥ってしまいます。
タンクを取り外してつなぎ目にシールで使われているオーリングを交換します。
フルードを規定量入れて診断機を使いキャリブレーションを行い作業終了です。
ミトも年数が経ってきてこの部分からの漏れも目立ってきました、フルード交換のついでにオーリング交換を行えば予防整備にもなります。