アルファロメオ147TSのご入庫
ご用命は”カーブの途中でメーターの中のランプが何か光った”とのこと。
???
お客様からどのようなランプがついたのかとお聞きしますが一瞬だったのでよくわからない。赤いランプということしかわからないとのことでした。
過去このようなご用命でよくあった原因がエンジンオイルの量が少なくなり、カーブなどでエンジンオイルが偏った時にオイルポンプが一瞬オイルを吸うことができなくなり、プレッシャーランプが点灯するという不具合がありました。
今回もエンジンオイルレベルを点検してみると・・・
やはりそうです。LOWレベルを下回っています、エンジンオイルは特に漏れていません、ということはエンジン内部でオイルが消費したことになります。
前回エンジンオイル交換してから6500km走行しています。
実はエンジンは正常な状態でもエンジンオイルは燃焼室で少しずつ消費して減っていきます。
オイルレベルはレベルゲージのHIからLOWまでで約1Lというのがどのメーカーでも一般的です。
今回6500km走行で約1L強 消費したのならば、消費率としては正常な範囲になります。
当然使用するオイルの硬さ、エンジンの消耗などによりこの車はこれくらい減るのが基準などということは言えませんが、走行距離が伸びて来たら必ずエンジンもすり減って隙間が広がったり、内部のオイルシールなども傷みオイルは消費しやすくなります。
そういった場合、もともとの基準のオイルの硬さよりも一つ硬いオイルを入れたり、エンジンオイルの消費率が上がることを考慮して交換サイクルを見直しをしなければなりません。
今回お客様には、オイル交換を実施して3000km走行後にオイルの量を測らせてくださいとお願いしてそこで、交換サイクルもしくはオイル粘度(使用オイル)の見直しなどをご提案させていただくことにしました。
当店では、多くの輸入車に最適なWAKO’S EXクルーズスペシャル 5W-40をスタンダードとして常時在庫しています。詳細はホームページをご覧ください。
オイルの減りが早い気がするなど、気になさっている方 いろいろな要素もあると思いますが、対処方法もいろいろとありますので ぜひご相談ください。