営業時間外もお気軽にお問い合わせください
TEL 028-656-2588
月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

故障修理・整備 トヨタ

トヨタ ハリアー 故障時の対処が明暗を分けます。

トヨタ ハリアー(ACU35W)の2.4L(2AZ)エンジンです。

こちらのお写真エンジンのシリンダーヘッドと呼ばれる部分で文字通り上(頭)に当たる部分です。

エンジンは大きく分けると上と下に分かれます。

 

そしてこちらシリンダーブロックと呼ばれ本体部分に当たります。

CIMG0915

丸い穴が4個開いていますが、そこにピストンが入って回転運動をします。

4個なので4気筒エンジンと呼ばれており、シリンダーヘッドとシリンダーブロックが合わさってエンジンとして機能します。

 

さて、なぜ今回エンジンをこのように分解することになったのかといいますと、原因はオーバーヒートでした。

エンジンは燃料を燃やして回しているので大変高温になります、そこで内部に冷却水を循環させることである一定の温度に保つように設計されています。

しかし、何かの不具合で冷却が出来なくなるとエンジン温度が急上昇してオーバーヒートを起してしまうのです。

 

では、オーバーヒートを起すとどのようなことがおきてしまうのでしょうか?

エンジンは金属(アルミニウムや鉄)で出来ています。金属はある一定の温度では変形しないのですが、その一定温度を超えた場合、変形し反り返ったりしてしまうのです。

こちらの写真、シリンダーヘッドの面にまっすぐな棒状の測定具を当てた様子です。

CIMG0947

真ん中の赤丸に隙間が出来て、光が漏れているのがお分かりでしょうか?

CIMG0907

ということは、測定具はまっすぐなのでヘッド自体が曲がってしまったということになります。

ちなみにこのエンジンの場合ここの隙間は0.05mm以下で無ければなりません。

しかし、測定してみると0.12mm大幅に基準値を超えて反り返ってしまっていました。

多少の基準値越えでしたら面を平らに削り直すことで、再使用することが出来るのですが今回のように大幅に反ってしまった場合、交換するしかありません。

今回は、中古のエンジンに載せかえることで対応いたしましたが、当然修理費用は大きくなってしまいました。

ここで、一番重要なことなのですが、故障が起きてしまったとき どのように対処したかということが明暗を大きく分けることになるということです。

今回、オーバーヒートがおきたときお客様は冷却水が漏れたので、水を入れて再度走行をしてしまいました。もちろん漏れたままですのでまたオーバーヒートします。それを何度も繰り返した為エンジンに熱が掛かり壊れてしまいました。

はじめの時にすぐに止めてレスキューを呼んでいれば、ここまで大きな修理にならず、もしかしたら漏れた箇所のみの修理ですむことで、修理費用もこんなに掛からなかったかもしれません。

止める場所を確保できなかったなどやむ終えないこともあるかと思いますが、基本異常発生時は走行はしてはいけません。

単に車両が壊れるだけでなく、安全に支障をきたす故障もありますのですぐ安全な場所に留めてにご連絡下さい。

それから、最近の車はコンピュータで設計されているので無駄を省いたつくりになっています。とても高性能でよいことなのですが、逆に無駄がない分不具合がおきたときの耐久性は昔の車に比べてありません。

日ごろのメンテナンスと、故障時の対応 お忘れなく。

月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00
営業時間外もお気軽にお問い合わせください

MASUTAKAブログ最新情報

アウトビアンキ A112アバルト コトコト異音

アウトビアンキ A112 アバルトのご入庫 走行中酷いコトコト音がするようになったとのこと。 車両を点検すると右前輪に大きなガタが発生していました。   原因はステアリングラックのガタです。 この時代のFIATなども同じことが起きることが多いようですがステアリングラック内部のブッシュが破損したりするとシャフトの支えが無くなってガタガタになります。 ラックブーツを外して内部を見るとシャフトを支えるカラーが抜け出て外れていました。 本来は爪で引っかかって抜けてくることはないはずなのですが爪の部分が削 ...

続きを見る

ニッサン グロリア(PY30)パワステホース破損

ニッサン グロリア(PY30)のご入庫 パワステフルードが大量に漏れ出しているとのこと。 ステアリングを切るとフルードが垂れてくるため漏れ箇所を調べるとパワーステアリングホースから漏れ出していることがわかりました。 圧力ホースが劣化により破れたことで漏れ出しました。 ホースを交換する必要がありますが、漏れ出したホースは製造廃止、漏れ出しそうなもう一本のホースはまだ供給されていたのですがびっくりするほど高額な値段になっていました。 高圧油圧ホースの加工ができる業者を探して修理を依頼しました。 漏れていない側 ...

続きを見る

FIAT PANDAⅡ パワステセンサー交換不良

FIAT PANDAⅡのご入庫 パワーステアリングが効かないとの事でお問い合わせでした。 このモデルのパワーステアリングは電動アシストタイプになります。   お客様、遠方からご来店いただき詳しい経緯を聞くことが出来ました。 他店にてパワーステアリングのステアリングセンサーを取り換えてもらったところ勝手にステアリングが回ってしまい乗ることすら出来なくなったとの事。 そこのお店ではパワーステアリングユニット自体が悪いのでユニットごと交換するしかないと言われたそうです。 しかしこの車両ドイツ仕向けの左 ...

続きを見る

ランドローバー フリーランダー2 駆動系統オイル交換

ランドローバー フリーランダー2のご入庫 車検整備の際、駆動系統のオイル交換をご依頼されました。 はじめにオートマチックフルードの交換から始めます。 こちらのミッションはAISIN製6速オートマチックです。   ドレンからフルードを排出しますが真っ黒です。 レベルチューブも外してした下から抜ける分すべて抜きますが、ここから抜けるオイルの量は良くても全体の半分です。 そこで何度か新油を入れてフラッシングを行います。 フラッシング後は適正な温度でフルードレベルの調整を行い終了です。 次にトランスファ ...

続きを見る

ニッサン セレナ(C25)停車時エアコン効かない

ニッサン セレナ(C25)のご入庫 ”信号待ちなどで停車したときエアコンがぬるく効かなくなる・走行中は冷える” ”エアコンが効かない時エンジンチェックランプが点灯した気がする”とのこと チェックランプが点灯したのでしたら診断機でまず故障コードを読み出しますがなぜか何も検出していません。 しかし、水温が110℃に達していることに気が付きました! この車両には水温計はなく水温ランプしかありません。そのため水温が異常に上がっていても気が付くことが遅れてしまいます。 水温異常の原因を調べるとラジエーターの電動冷却 ...

続きを見る

FIAT500 ベルト鳴きのような音がしていると近いうち走行不能になります。

FIAT 500のご入庫 ”突然ニュートラルになって走行が出来なくなった”との事 定番のデュアロジックユニットの故障の可能性がありますが、実はこちらのお車以前から異音が出ており”そろそろクラッチがだめになる”と注意していました。 異音はベルト鳴きのようなキュルキュル音です。 これはクラッチのレリーズベアリングから発するベアリングが焼き付く寸前の音で、焼き付いてしまえばクラッチの操作が出来なくなりますのでそのような注意をしていたのです。 ではトランスミッションを降ろしてクラッチを見てみますと、案の定、レリー ...

続きを見る

メルセデス ベンツ ゲレンデ(463) 車検整備

メルセデスベンツ ゲレンデ(463)車検のご入庫 走行距離6万㎞台に達したので車検整備と予防的なメンテナンス一式のご依頼を承りました。 まずはディーゼルエンジンのオイル交換。 フィルターはこのように真っ黒です。ディーゼル機関は構造上ススが出るためオイルが真っ黒になります。 直噴のガソリンも同様なのですがススは機関に対する攻撃性がありますので排出するためにも定期的な交換が重要になります。 フィルターといえば燃料フィルターも同様に交換します。 非分解ですがどれくらい汚れているか分解して見てみます。 ウォーター ...

続きを見る

FIAT 500 エアコンガス漏れ

FIAT500のご入庫 他店でエアコンガスを足してもらったが漏れてしまっているとの事。 ガスを入れてもすぐに無くなってしまうしエアコンの吹き出し口から化学臭がするとのことで、室内側でエアコンガスが漏れてしまっていると指摘されたそうです。 当店でも吹き出し口の臭いを嗅ぐとエアコンのガス臭(オイル臭)がすることを確認できたため残念ながら室内側のエアコンユニットを取り外さなければならないと診断致しました。 ヒーターも冷媒ユニットも室内のダッシュボードの内側にあるため作業は非常に大きなものになります。 ここまで分 ...

続きを見る

FIAT グランデプントアバルト タイミングベルト交換

FIAT グランデプントアバルトのご入庫 タイミングベルトベルト交換のご依頼 1.4Lのツインカムエンジン搭載ですがタイミングベルト交換は4年もしくは4万km毎の交換が基本になるのには変わりありません。 交換にはSSTを使用します。   ウォーターポンプは1度は交換されているようですが、液状ガスケットが塗りすぎなのが気になります。 はみ出た液状ガスケットがフィンにまで付いてしまっています。 どの部分でもそうなのですがはみ出た液状ガスケットが油・水路に回りトラブルを起こすことがありますので、塗りす ...

続きを見る

ニッサン NV350キャラバン エアコンコンプレッサー故障

ニッサン NV350キャラバンのご入庫 何かエンジンがうるさくベルト鳴きのような音がするのと、エアコンも効かない気がするとの事。 エンジンを掛けると”ゴー”と酷い音が聞こえます。 エンジンを掛けながら異音の原因を調べていくとエアコンのコンプレッサーがおかしいことに気が付きました。 ベルトの掛かるプーリーが斜めに傾いています!   エアコンコンプレッサーのON/OFFを行うマグネットクラッチプーリーが斜めに傾いて激しい異音を発していたのです。 ベアリングにガタが生じてベルトの力で引き寄せられて傾い ...

続きを見る

-故障修理・整備, トヨタ

© 2022 増高自動車工業有限会社