栃木県宇都宮市の整備工場
TEL 028-656-2588
月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

ご注意

ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。 また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。 概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

故障修理・整備 アウディ

アウディ A7(4G) ACCエラー

アウディA7(4G)

メーター内にACC関係のエラーが出ているとの事。

ACCとはアダプティブクルーズコントロールの略で様々な運転支援の総合名称でカメラを使用して前方車両との間隔を保ったクルーズコントロールや衝突回避などを行うシステムになります。

診断機にて故障コードを読み出すと

U111300:エラー値受信による機能制限

上記故障コードを検出しました。

どうやらこのシステムではフロントカメラ内部の基盤故障でこのような故障コードを検出することが多いそうで、お客様自身も情報を把握しており物は試しで中古のカメラユニットを持参でいらっしゃいました。

まずは中古のカメラユニットに交換します。

中古品に交換して先ほどのエラーコードは出なくなりましたがステアリング関係のエラーなどを検出してしまいます。

現代の車両はそれぞれのユニットに個体識別コードが書き込まれるため他車から取り外したユニットを取り付けてもユニット間で相互認識が出来ないためエラーが出てしまうことがほとんどです。

そのため中古ユニットは使用できませんが、取り替えてみたことで初めに出ていたエラーコードの検出は無くなったので、やはりこのカメラユニットに問題があることは確認できました。

しかし次に立ちはだかるのはこのカメラユニットの部品代です、あまりに高額な為おいそれと新品に交換しましょうというレベルではありません。

そこでコンピューターなどの基板修理を得意とする業者さんにこのような事象の修理の可否を伺ったところ100%ではないが出来ると思うとの回答でした

やってみなければわかりませんし、いきなり新品に交換することの金額の負担を考えるとトライする価値があるため現品修理依頼を行いました。

修理したカメラユニットを取り付け故障コードの検出が無いかドキドキしながら診断機でコードを読み出したところアクティブで出ていた故障コードがきれいに消えました。

これで修理完了と行きたいところですがこのようなカメラやレーダーなどの運転支援に使用するセンサーなどは脱着した場合エーミングと呼ばれる校正を実施しないといけません。

エーミングはそれぞれの自動車メーカーで出されているターゲットと呼ばれる基準に対して自動車をまっすぐ正しい位置に向い合せにしなければなりません。

この作業がエーミング作業で非常に重要なことになりますので、正確に位置出しを行います。 

正しくターゲットに向い合せた後はスキャンツールで車高の高さなど入力した上で・・・
 

キャリブレーションを実施します。


キャリブレーションを行ったことでエーミングも完了してすべての修理が終了しました。

今回の事象はカメラユニット内部の基板に使われているハンダに問題があるようで発生頻度は比較的多いそうです。

安全運転するための一環で様々な運転支援装置が装着されるようになりましたが、そのシステムを作動させるためにセンサー・カメラ・レーダーなどが多数装着されるようになりました。

その一つ一つの部品は非常に高額であるためそれ自体で頭を悩ませることになるのですが、それ以外にも非常に精密に制御するためエーミング作業が必須になってしまったことでさらに工賃までもかさんでしまうというのがカメラ・レーダーが絡んでくる故障の大きな問題点と言えます。

 

 

栃木県宇都宮市の整備工場月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

MASUTAKAブログ最新情報

FIAT 500L(199)ディーゼル デュアロジックエラー

FIAT 500L(199) デュアロジック警告灯が点灯して走行できなくなったとのこと。 診断機にて故障コードを読み出します。 クラッチのストロークエラーを検出しました。 走行距離からしてクラッチの摩耗が考えられますがそれ以外にも何かが起きているのかもしれません。 しかしこの車両の場合並行輸入車のため日本国内ですべての部品を調達することは難しいです。 一度の修理で済むようにクラッチに付随する部品全般を海外からの取り寄せ分も含めてすべて用意の上作業に着手します。 ミッションを取り外してクラッチを取り外します ...

続きを見る

ホンダ NーWGN(JH1)ミッションフルード交換

ホンダ N‐WGN(JH1) 様々なメンテナンス依頼を受けた中でCVTフルード交換を行います。 走行距離は4万㎞台でそれほど伸びてはいませんがしっかりした方法で行ってほしいとのご依頼です。 オイルパンを取り外してでの交換を行います。 ストレーナーを取り外すとバルブボディが現れます。 ストレーナーはやはり真っ黒です。 ストレーナーはオイルパンに溜まったフルードの吸い込み口で不純物の侵入を防ぐ役割になります。 メーカーによっては金属製の金網状のものもあります。 オイルパンに磁石がついていて鉄粉を吸着しますがこ ...

続きを見る

ホンダ フィット(GK5)ABSユニット故障

ホンダ フィット(GK5) ABSや横滑り防止装置の警告灯が複数点灯するとのこと 診断機にて故障コードの読み出しを行うと ABS・VSA : 123-11  VSAソレノイドバルブ異常 ESP     :   U0416-68  VSA故障チェック VSAのソレノイド故障を検出しました。 VSAはホンダでの呼び名で横滑り防止装置等の安全システム名でこれのソレノイドバルブということはABSユニット内のソレノイドバルブに異常が起きたことを表しています。 ABSユニットはブレーキシステムをつかさどる中心部品にな ...

続きを見る

ミツビシ D:5 メンテナンス②

ミツビシ D:5 メンテナンス② 前回ディーゼルエンジンのメンテナンスの案内をしましたが、他にも駆動系等のオイルメンテナンスのご依頼を受けましたので交換を勧めます。 まずはメインであるオートマチックフルードの交換です。 アイシン製の8速トルコンオートマチックで他の自動車メーカーでも多く採用されているタイプになります。 ドレンプラグがフルードレベル調整プラグを兼ねているタイプで特徴的です。 調整方法は非常に重要であるため整備書を見てもらわなければなりませんので割愛します。 AT・CVT・DCT・AMTなど自 ...

続きを見る

ミツビシ D:5 メンテナンス①

ミツビシ D:5(CV1W)ディーゼル 走行距離が伸びてきたのでメンテナンスを行いたいとのご依頼 まずはディーゼルエンジン車両ですのでフィルターとつく部品の交換を行います。 まずはエンジンのエアフィルターの交換は当然ですがディーゼルエンジンでは注意の必要なフューエルフィルターの交換を行います。 この車両ではフューエルフィルターはエンジンルームの奥まったところに取り付けられていて通常は見える位置には付いていません。 手前にあるエアクリーナーケースなどを取り外すとフューエルフィルターが見えます。 燃料フィルタ ...

続きを見る

VW ニュービートル 突然の故障

VW ニュービートル お預かり車両の修理が終わり引き渡しの際、お客様が車両に乗り込みエンジンを掛けようとキーを捻ったところエンジンが掛からなくなりました。 状態としてはキーを捻った感覚がスカスカになってキーを抜いてもメーターの電源が切れませんしスターターを回そうと一番奥まで捻っても重くなる感覚がありません。 どうやらキーシリンダーユニットで何かが壊れたようです。 キーシリンダーユニットを取り外します。 この部品自体が3分割になっています。 後端のイグニッションスイッチを取り外すと故障した原因がわかりました ...

続きを見る

8月の休業日 お知らせ

8月の休業日は、8日(土曜日)から16日(日曜日)及び2・23日・30日(日曜日)は休業させて頂きます。

続きを見る

ニッサン NV200 スパークプラグの交換時期

ニッサン NV200 車検整備でのご入庫 スパークプラグを点検したいのですがこのエンジンはインテークマニホールドがエンジン上部を覆っているため簡単に点検することが出来ません。 しかし4番シリンダーだけがわずかにある隙間からスパークプラグを取り外すことが出来るため点検します。 スパークプラグを点検すると摩耗限界で交換時期を迎えている状態になっていました。 付いていたものは新車装着時のプラグでしたが、これは片貴金属プラグというタイプで長寿命プラグではありません。 そのため交換時期は2万㎞になりますので7万㎞を ...

続きを見る

応急パンク修理の後は

パンクをしたので車載のパンク修理キットで直したがこのまま乗り続けて良いのかとのお電話がありました。 車載のパンク修理キットはあくまでも応急的に使うものなのでパンク修理箇所の修理が必要になるのと点検が必要とお伝えしてご来店いただきました。 昨今ほとんどの車両がスペアタイヤではなく応急パンク修理キットの搭載に移行しています。 修理剤を使用したタイヤがどのようになっているか診ていきます。 パンクをしたタイヤをホイールから取り外すと中から修理キットの液剤が大量に出てきます。 この液剤がパンク穴を塞ぎます。 この液 ...

続きを見る

VW パサート(B8)ウォーターポンプ漏れ

VW パサート(B8)   車検のご依頼で受け入れ検査を行った際、冷却水が漏れた跡を発見しました。   冷却水が漏れては乾いてを繰り返したような状態でしたのでずいぶん前から漏れは始まっていたようです。 ウォーターポンプを取り外すとかなりひどい状態でした。 このエンジンはカムシャフト後端部でコグドベルトでウォーターポンプを駆動するのですが漏れた冷却水が付着したのかゴムの破片が大量に飛び散ってコグドベルトの山もすり減ってしまっている状態でした。 ウォーターポンプの軸部分のシール不良が原因ですがこのタ ...

続きを見る

-故障修理・整備, アウディ

© 2026 増高自動車工業有限会社