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故障修理・整備 アウディ

AUDI TTクーペ(8J)ウインカー常時点灯

 AUDI TTクーペ(8J)のご入庫

ご用命は、
”右後ろウインカーの外側だけ点きっぱなしになっている” 
”エンジン止めてキーを抜いても消えない”  との事

確かに外側だけ点きっぱなしで点滅もしませんし、エンジンを止めてキーを抜いても点きっぱなしです。

このままでは、バッテリーも上がってしまいます。

 

診断機を当てて故障コードを読み出してみると

01505  右後ウインカー回路が、断線もしくはショート

要は、右後ろのウインカー回路に異常がありますよと車両自身が検出をしてくれているということです。

 

次に、データーモニターを使い実際にウインカーを点灯させる回路の出力値を見てみます。

後ろのウインカーは、片側に2個電球を使っているのですが、右後ろの外側の電球が常に出力されっぱなしになってしまっています。
※同じテールライト内にウインカーバルブが2個ありますがそれぞれ独立して制御しています。

旧来のウインカー点灯システムは、ウインカーレバーを操作することでスイッチが入りウインカーリレーと呼ばれるものが作動して電球を周期的に点灯するアナログなシステムでした。

しかし、最近の自動車はボディコントロールモジュール(BCM)と呼ばれるコンピューターで車体全般の電装をコントロールしています。

今回のこのお車も、BCMからウインカーバルブへ信号を出力することで点滅するシステムでした。

正常な状態ですと、0%~70%ほどの出力を周期的に繰り返すことで点滅させているため、先ほどのモニター値の99.6%での出力しっぱなしは異常です。

BCM不良と判断して交換となりました。

 

先ほども説明した通り、BCMはボディの電装をつかさどるコンピューターですので新しく交換の際は車両データを新たに書き込まなければいけません。イモビライザーも含まれるためキー登録もやり直しが必要になります。

現代の車両は、コンピューターで様々な制御をして今までできなかったことが可能になり大変性能が向上しましたが、その反面コンピューターが故障を起こした場合不具合の症状の現れ方も様々ですし修理代も今まで以上に掛かることが多いのが問題です。
コンピューターに依存すればするほど、そこが壊れたときは大変なことになってしまうのです。

 

 

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