Jeep コンパスのご入庫
車検整備のご依頼です。
スパークプラグはノーマルのタイプが取り付けられおり、かなり摩耗していたためロングライフプラグに交換
エアクリーナーはご覧の通り汚れていました。
バッテリーは緑青が酷く噴いてます。
バッテリーは性能低下すると化学変化が起こりづらくなり温度が上がり水素ガスが発生します、水素ガスはバッテリー周辺に滞留して緑青(錆)が発生しやすくなります。
緑青が出ているようですとバッテリーの性能低下が考えられます。
バッテリーテスターで測定しても劣化が認められたのでお取替えになりました。
下廻りでは前輪ロアアームのボールジョイントブーツが劣化で破れています。
ボールジョイントとロアアームは一体のため純正ではアームアッセンブリーでの交換になってしまう為、非常に高額な部品になってしまいます。
そこでボールジョイントにガタが出ているわけではありませんので汎用ブーツを探しグリスアップして交換いたしました。
ブーツのみの交換で済みロアアームASSY交換しなくて済んだ分、他の部分のメンテナンスを無理なく行うことが出来ました。
その他にもエンジンオイルやブレーキフルードなどの定期交換部品を交換してリフレッシュしました。
自動車は多くの部品の集合体で部分的に良くなれば良いというものではなく、バランスよくメンテナンスを行わなければいけません。
予算の都合もあるので優先順序を決めてメニューを組み立てることが重要になります。