クライスラー イプシロン(312)車検整備でのご入庫
クライスラーで発売された車両ですがランチア イプシロンと同じです。搭載エンジンもFIATグループのツインエアを搭載しています。
900ccの2気筒ターボエンジンです。
2気筒ゆえスパークプラグの寿命は短かく2~3万km毎に交換が必要です。
エアクリーナーはこのカバーに内蔵されています。
走行距離約4万kmでこれくらいの汚れます、手前にスポンジがあり大きなゴミを取り去りそこを超えた微細なごみをフィルターでキャッチします。
僅か900ccのエンジンでこのエアクリーナーの大きさなのはターボチャージャーで吸気量が多いためです。
汚れて吸気を妨げればその性能も発揮されません。
3Lほどしか入っていないエンジンオイル、定期的に変えていても真っ黒です。
同時にオイルフィルターも交換
ターボ付き直噴エンジンでエンジンオイルにかかる負担は大きいので定期的なオイル交換は非常に重要で5000㎞か半年ごとのどちらか早く達した時点での交換をお勧めします。
ブレーキに関しては後輪はドラムブレーキ。
初度登録から7年そろそろ交換が必要なホイールシリンダーのカップですがカップの単体供給は国産車の様にありませんのでホイールシリンダーアッセンブリーとなります。
アルミのシリンダーですので錆の発生はありませんがカップはゴムで経たったり摩耗しますので漏れてないからと言って交換しなくてよいというわけではありません。
他にも注意点はあるのですが、ツインエア搭載のFIAT500にも当てはまりますのでご参考になさってください。