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ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。 また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。 概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

故障修理・整備 トヨタ 貨物車

トヨタ トヨエース DPF故障①

トヨタ トヨエース(XZU432)のご入庫

エンジンチェックランプの点灯とアクセルを踏んでも進まないとの事です。

エンジンチェックランプが点灯しているのでまずは診断機で故障コードを読み出します。

P2002 DPF/DPR異常

この故障コード結構有名で嫌な予感がします・・・

DPFこれはディーゼルエンジンの排気ガスから黒煙等のディーゼル微粒子(PM)を除去する捕集フィルター装置なのですが、交換になると非常に高額な修理になる恐れがあります。

 

簡単にDPFのシステムを説明します。

ディーゼルエンジンは軽油が燃料で排気ガスに軽油の燃えカスである黒煙が出ます。
(エンジンの制御が大変精密になり従来のディーゼルに対してかなり改善されてはいますが)

その黒煙は肺ガンを誘発する微粒子(PM)を含んでいるため排気ガス規制で排出が厳しく制限されるようになりました。

そこで排気ガスが通るマフラーに黒煙等ディーゼル微粒子捕捉装置を取り付けました、それがDPF(Diesel Particulate Filter )と呼ばれるもとなります。
※メーカーごとに名称が違いトヨタではDPRと呼んでいますが基本的なことは同じです。

しかし、PMを捕捉し続けるとフィルターは目詰まりを起こしてしまいエンジンへ負担をかけ不調をきたしてしまいます。

そこで、軽油の燃えカスであるPMをもう一度高温にさらすことで焼き切ってしまうという再生工程を行います。

再生方法は自動・手動・強制等いろいろな方法がありますが、正常な状態では自動で行われます。

この再生工程でPMは焼き切られ目詰まりも解消するのです。

 

トラブルシュートを始めます。

エンジンチェックランプが点灯して加速しないという状態でDPFエラーを検出しているということは、車両がフェイルセーフ(これ以上破損させないため制限を掛ける)が掛かっていて速度を上げないようにしているようです。

当然この状態では手動の再生スイッチを操作しても再生は行われません。

自動も手動再生もできませんので、強制再生を行う為診断機からアクセスしてみます。

しかしそれでも再生できません・・・

修理書をよく読むと故障コードを検出した状態では強制再生もできないので故障コードを一旦消去しなければいけないとの事、バッテリーを切り離し故障メモリーを消去すると診断機から強制再生を行うことが出来るようになりました。

これでうまく再生できれば良いのですがそうはいきませんでした(´;ω;`)

通常再生時間は20~30分ほどで終了するはずなのですが時間を超えていつまで経っても終わりません・・・

やはり嫌な予感は的中したようです。

②へ続く

 

 

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