トヨタ アクア(NHP10)のご入庫

ご用命は、ハイブリットエラーと表示が出て電動走行が出来なくなったとの事

早速、診断機で故障コードを読み出してみるとP0A80-123  電池内部異常検出しています。

 

ハイブリッド車には、電動走行用の駆動バッテリーと車両電装をコントロールする補助バッテリーが搭載されています。

今回は、電動走行用の駆動バッテリーにエラーが出ました。

駆動バッテリーは密閉型ニッケル水素電池を使用していて20個のバッテリーモジュールをつないで高電圧を発生させています。

20個のバッテリーモジュールには2個のモジュールを1セット(バッテリーブロック)に対して1つのセンサーが電圧をモニターしていて、10基のセンサーでバッテリーブロックで電圧に差が無いかを監視しています。

ニッケル水素電池とはいえ寿命や故障はありますので電圧の差をモニターすることで電池の良否を判断しているわけです。

駆動用バッテリーの内部電圧に差が出たためのエラーでした。今回はリビルトの駆動バッテリーに交換です。

アクアは後席座面の下にバッテリーはあります。

交換には高電圧部分もいじりますので絶縁手袋が必須です

交換後、エラーも消え正常に戻りました。

ちなみにこちらのお車、走行距離12万km台ですがこのように寿命や故障を迎えることがあります。

何かメンテナンスなどできるわけではありませんが、バッテリーの寿命を左右するものでバッテリーの冷却があります。

アクアの場合後席の下にバッテリーがあり左側の足元が冷却ファンの吸気口になります。

この部分に荷物をたくさん置いたり、吸気口が汚れで塞がったりしますとバッテリーを十分に冷却することが出来なくなり性能を低下させてしまいます。

ブロアモータにもホコリが付いています。

左後席の足元には荷物などで吸気口をふさがないようにしてください、またホコリで詰まらないように掃除機などで定期的に清掃するようにしてください。

また、排出口はトランクの高い位置にありますがこちらも同様にふさがないようにしてください。

些細なことですがお気を付けください。