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故障修理・整備 フォルクスワーゲン

VW ゴルフⅤ エアコン風でない

先日、エアコンコンプレッサー交換したゴルフV GTI(リンク)

またまた、エアコン不調でのご入庫

今度は、”風がほとんど出なくなってしまう”との事

点検しますと風は出ていますし、前回のコンプレッサー故障を直していますので冷風もばっちり出ます。

しかし!走行を始めるとブロアの風音が大きくなり こもった音に替わったと同時に風がほとんど出なくなりました!

内気・外気を切り替えると風が出るようになるのですが、また走り出すと何かの切り替わる音とともに風が出なくなるという症状が現れました。

ブロアモーターは元気に回っているので、どこかが詰まった感じがします。

 

診断機を繋ぎ、エアコンシステムの故障コードを読み出します。

内気フラップコントロールモーター異常を検出しました。

 

グローブボックスを外して内・外気フラップを点検して構造がわかりました。

この車両は、内気と外気のフラップがそれぞれ独立して存在してそのコントロールモーター(サーボ)も別々にあるのです。
動画ではわかりずらいのですが手前のフラップの奥にももう一つフラップがあり反対に作動するようになっています。

内気フラップ(開)ー外気フラップ(閉)
内気フラップ(閉)ー外気フラップ(開)

今回は、内気フラップモーターの故障で内気側が閉じた状態で止まってしまっていたため、オートエアコンの作動で外気フラップが閉じ側に制御されてしまうと、エアコンの吸気口が塞がれてしまう為、風が出なくなってしまっていたのです。

入口が塞がっているので風が出てこなくなるのは当然です。

※通常、内気外気切り替えフラップは一つのサーボで切り替え動作をする車両がほとんどで、今回のように故障しても内外気のどちらかで止まってしまうので塞がるような故障は見られません。

 

内気フラップコントロールサーボ

サーボはモーターが内蔵されていてフラップを任意の位置に動かすようになっています。

オートエアコンは、温度の設定をするだけで吹き出し口・風量・温度すべて自動で行われて便利なのですが、各々のサーボモーターで動かしているためいつかはモーターが壊れたり内部のポテンショメーターが壊れてうまく動かなくなります。

完全にオートになっている車両では故障したときにマニュアル操作もできなくなってしまいます、オートで便利になった分、壊れたときに融通が利かないのです。

 

 

 

 

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