日産 セレナ(C25)のご入庫
走行距離10万kmに達したので以前からお勧めしていた部品を交換します。
まずは、スパークプラグです。
最近の車はほとんどロングライフプラグと呼ばれているスパークプラグが装着されています。
乗用車でしたら10万km毎の交換が推奨になります。(軽自動車や高回転を多用する場合は5~6万kmになります)
セレナに搭載されているMR20というエンジンの場合インテークマニホールドと呼ばれる吸気管がエンジンの上をかぶせた形になっているので取り外さなければなりません。
ロングライフプラグは電極にプラチナやイリジウムと呼ばれる貴金属を使用して摩耗しずらくなっているのですがそれでも10万km使用すれば、角が落ちて丸まってきますので交換が必要になります。
インテークマニホールドを外すとこのように内部は汚れていますので清掃します。
スロットルバルブもこのように真っ黒になっています。
清掃事例はこちら
次に以前から指摘していたインテークスリーブの亀裂がいよいよダメになったので交換します。
故障事例はこちら リンク
以前亀裂を指摘した時よりかなり進行していましたのでエンストなどトラブルを起こすギリギリでした。
最後にエアクリーナーを交換です。
もともとこちらのお客様、定期的なオイル交換の際などにプチ点検をしていてメンテナンスのスケジュールは計画済みで、今回の整備はすべて予想の範囲内の整備でした。
それなりに金額の掛かることでもあらかじめ分かっていれば負担も予測できますし不測の事態になってもトラブルの原因は予想できます。
定期的なチェックが安心・安全にお車を維持でき、かつ金銭的な負担も予測・管理できている良い例でした。(⌒∇⌒)