営業時間外もお気軽にお問い合わせください
TEL 028-656-2588
月〜金 8:30 - 19:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

故障修理・整備 スズキ

ワゴンR スティングレー(MH22)エンジンブロー

ワゴンRスティングレイ(MH22)のご入庫

”エンジンからすごい音がするようになったのですが乗っていて大丈夫ですか?”とのご連絡

電話越しにどのような状況かよく聞かせていただくと、どうやらエンジン本体からの異音で乗り続けることは危険と判断しました。

積載車で引き取りに行き、エンジンを掛けるとけたたましい金属音です!これはエンジン本体内部を駄目にしてしまったようです。

 

このような金属音を発生させてしまいました。動画

実はお客様、少し前からメーター内の赤いランプがブレーキを掛ける時にたまに点灯することに気がついていたそうです。

もう少ししたら私の工場に持って行こうと思っていたそうなのですがどんどん音が大きくなりたまらず電話をかけたそうです。

この金属音はエンジンの中で金属同士が激しくぶつかり合っている音で壊れて動かなくなる寸前なのです。

 

では、何が原因でこのような事態に陥ってしまったのでしょう。

それは、メーター内の赤いランプが教えてくれていたのです、それが!

   

オイルプレッシャー警告灯です!

エンジンオイルはポンプで圧送しています(オイルプレッシャー)が、その圧力が無いことを警告しています。

オイル圧力が無い=オイルで潤滑が出来ない=金属同士が激しくぶつかり壊れる

このような状態になっていることを教えてくれているのです。

もちろん、金属同士が激しくぶつかったのであればそこは磨耗して最悪、焼きついたりエンジンを突き破って壊れたりとする大変危険な状態になったのです。

 

壊れたエンジンを分解してみると・・・

真っ黒です!!

これは、明らかにエンジンオイルのメンテナンス不良が原因です。

汚れたオイルは、細かな油路を詰まらせたり潤滑不良を起こします。

ピストンのオイルリングも詰まっていましたのでシリンダーのオイルを掻き落とすことが出来ずオイル消費も増えていたはずです。

結果としてオイル量が少なくなって吸い上げることが出来なくなったと思われます。

オイルは循環出来なくなり潤滑不良を起こし、金属同士が激しくぶつかり合う部分が現れます。

このエンジンでは、3番シリンダーのコネクティングロッドのメタルがそこに当たります。

メタルと呼ばれる金属の表面に薄くオイル膜を張ることで金属同士の接触を防ぎながらスムーズに回転もするようになっています。

他のメタルと比べれば、焼き付く寸前だったのがわかります。

あの音の原因は、ここがすり減って金属同士がすり減り隙間が出来たことで打音が出ていたことです、いずれここは焼き付いでコンロッドが折れてブロックを突き破ったでしょう。

 

実は車両火災という最悪の故障原因にエンジンの焼き付きが非常に多いのです!

焼き付いて内部の部品がブロックを突き破り、そこから噴き出たオイルが高温のマフラーに掛かり発火することが原因です。

単にエンジンが壊れて、止まるなんて甘い話ではないのです。

 

このエンジンのオイル交換の指定はこのようになっています。

5000km~10000km/3~6ヶ月毎のどちらか早い方で交換するようになっています、しかし先ほどの汚れ具合からして守っていたとは到底思えません。

軽自動車のエンジンオイル交換はどんな高性能オイルを使ってもそんなに費用は掛かりませんし、よほど過走行でもなければ年に2回ほどの交換で済みます。

僅かこれだけのコストを渋り、これだけの惨事を起こすのはいかがでしょうか?

自動車は機械です、勝手に治ることもありませんし放ったらかしでは当然壊れます。

公道を走る以上、他の人様の迷惑になるようなことはいけません、自動車を所有することは適切な維持・管理をして安全を確保する義務もあることをご理解してもらいたいです。

もし、機械に疎く何もわからないというのであれば信頼のおけるプロに助言を求めてください。

今回の故障は、単にお金が掛かった修理をしたのではなく、ご自身も周りの人にも危険を及ぼす可能性があったことをご理解いただけるようにご説明いたしました。

 

 

月〜金 8:30 - 19:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00
営業時間外もお気軽にお問い合わせください

MASUTAKAブログ最新情報

VW ゴルフⅥ プラグコード不良

VW ゴルフⅥのご入庫 ご用命はエンジンやEPCなどの警告灯が点いてエンジンもブルブルして力がなく進まないとの事   故障コードを読み出すと1番シリンダーのミスファイヤーを検出しています。 ミスファイヤー(失火)とは何らかの原因で爆発をしていないことを表します。 まず、うまく火花が飛んでいるか点検するためにスパークプラグを点検してみます。 このエンジンはイグニッションコイルは4気筒分が一つになっているタイプでそれぞれのシリンダーに火花を飛ばすための電気をプラグコードを伝って流します。 &nbsp ...

続きを見る

レクサス IS250(GSE20)エンストしそうになる

レクサス IS250(GSE20)のご入庫 ご用命は、信号などで停車しようとするとエンジンがブルブルしてエンストしそうになるとの事 走行距離10万kmを超えているこちらのお車まずはアイドリングの制御がしっかりできているかが問題になります。 このような症状でまず疑わなければいけないところはスロットルバルブの汚れです。 電子制御スロットルバルブでは、スロットルバルブの開閉で吸入空気量を微調整してアイドル回転を調整します。 しかし、エンジンの構造上スロットルバルブは必ず汚れてしまいます。 汚れて吸入空気量が減少 ...

続きを見る

BMW 320i(E90)ATフルード漏れ

BMW 320i(E90)のご入庫 ご用命は、駐車場にオイルが垂れた跡があるとの事。 リフトアップして点検するとオートマチックトランスミッションのオイルパン付近がオイル漏れしていました。   漏れているところをよく見てみるとミッションに配線をつなげるコネクターのスリーブからの漏れが特に酷いです。 この部分はよく漏れるところですので要注意箇所です、しかしここを交換するにはオイルパンを外さなければなりません。 オイルパンのパッキンも怪しい状態ですのでオイルパンとコネクタスリーブを交換することにしまし ...

続きを見る

ニッサン AD(Y12)隠れた故障

ニッサン AD(Y12)のご入庫 車検でご入庫ですがお預かりの際、気になることがないか確認しましたが至って調子が良いとの事。 しかし、ユーザーが気が付いていないことでも故障は起きていることも多いものです。   エンジンを掛けて暖機を行っても低水温ランプ(青)の消灯が遅いのが気になりました。(外気温10℃前後で肌寒いくらいの時です) 暖機が終わり低水温ランプが消灯した後で、ヒーターを掛けたところまた低水温ランプ(青)が点灯しました!   ちなみにこの水温警告灯は以下のような温度での点灯条 ...

続きを見る

ランドローバー レンジローバー発電不良

ランドローバー レンジローバーのご入庫 発電不良でエンストして動けなくなってしまったとの事で緊急で入庫となりました。 入庫時バッテリーは9ボルト台でほぼカラの状態でこれでは走行は不能です。   次に満充電のバッテリーを付け替えてオルタネーター(発電機)を点検します。   発電機からの発生電圧はバッテリー電圧と同じで全く発電していないことを確認できました。   不具合の原因であるオルタネーターを交換したのち発電量が正常であることを確認して作業終了です。   現代のオル ...

続きを見る

アルファロメオ ブレラ2.2 パワーステアリングホース漏れ

アルファロメオ ブレラ2.2のご入庫 ご用命はエンジンを掛け始めた時に右前から何か異音がするとの事 エンジンルームを点検するとヘッドカバーの前側にオイルの漏れた跡があります。 オイルはパワーステアリングフルードで高圧ホースから漏れだしているのがすぐにわかりました。 異音の原因はパワーステアリングフルードが漏れにより油面レベルが下がってフルードにエアが噛みこんだ音でした。 高圧ホースアッセンブリーでの交換を行いました。   ホースのカシメ部からのフルード漏れです。 オイル漏れの初期の段階で異音に気 ...

続きを見る

1月 日曜日営業のお知らせ

新年あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 1月の日曜日営業日は19日として12・13日 26日は休業とさせていただきます。 なお、お電話でのお問い合わせ、緊急連絡は休業期間中でもいつでも可能ですのでお気軽にどうぞ。

続きを見る

スバル WRX S4 CVTフルード交換

スバル WRX S4のご入庫 ご用命は、オイルパンを外して内部洗浄をしたのち圧送にてCVTフルード交換です。 この車両に搭載しているCVTはスバル最強の伝達トルク誇るミッションです。   内部のストレーナーも交換します。   磁石には鉄粉が吸着されています。   オイルクーラーに圧送式フルードチェンジャーを割り込ませて交換します。   使用フルードはNUTEC ZZ51改をお客様からご指名いただきました。   油量調整は35~45℃でフィラーからあふれさせ ...

続きを見る

年末年始 休業日のお知らせ

年末年始の休業は下記のとおりとさせていただきます。 12月29日(日)~1月5日(月)  休業 1月6日(月)より         通常営業 なお1月の日曜日営業は19日といたします。 なお、お電話でのお問い合わせ、緊急連絡は休業期間中でもいつでも可能ですのでお気軽にどうぞ。

続きを見る

トヨペット コロナ(RT40)チャージランプ点きっぱなし

トヨペット コロナ(RT40)のご入庫 コロナの車名も消えてから かなり立ちますのでどこの車なんて思う方もいらっしゃるのではないでしょうか? 昭和41年式のこちらのお車、若いユーザー様がご購入されました。   ご用命は、メーター内のチャージランプが点きっぱなしになってしまったとの事。 エンジンが掛かっていてこのランプが点いてしまうのは充電が上手くいっていないことを表します。 発電機であるオルタネーターとこの当時は別体のボルテージレギュレーターを点検します。 この当時の車両は、防水コネクターでない ...

続きを見る

-故障修理・整備, スズキ

Copyright© 増高自動車工業有限会社 , 2020 All Rights Reserved.