栃木県宇都宮市の整備工場
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ご注意

ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。 また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。 概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

故障修理・整備 セレスピード・デュアロジック フィアット

フィアット500 1.4L デュアロジック故障

フィアット500 1.4Lのご入庫

”シフトがニュートラルのまま動かない” ”デュアロジックの警告灯ついている”とのことで御入庫

どうも信頼性に欠けるこのユニット システムの中で様々な部品ごとに壊れるため故障の現れ方も様々です。

故障診断を始めます。

まずは診断機を当てて故障コードが入力されているか確認します。

P1773

デュアロジックの油圧が低いといっていますね。

img_20160914_134904

このシステム、運転席のドアを開けた時点でデュアロジックシステムの油圧が規定値を下回っていればポンプが回りスタンバイするようになっています。

しかし、ドアを開けてもポンプ作動音がしません。

どうやらポンプが回っていないようなのでポンプ系統を点検します。

ポンプの入力電源を確認しましたがポンプに電気が来ていません。

ポンプの電源系統にはヒューズとリレーがあります。ヒューズを点検してみると・・・

切れています。? 30Aヒューズが切れているのでかなりの過電流です。

img_20161021_161843

ヒューズが切れてポンプが回らなくなったことはわかりました、では次になぜヒューズが切れてしまったのかを探らなければなりません。

新しいヒューズに入れ替えてポンプが回るか確認しますとポンプは正常に回ります。??

しばらく様子を見ることにします。

すると、しばらくすると警告音と共にシフトが出来なくなりました、先ほどのヒューズを確認してみるとやはり切れています。

配線を点検してショートなどはしている様子はありません、どうやらデュアロジックポンプが高温になると内部ショートを起こし過電流が流れヒューズが切れてしまうようです。

ポンプを交換すると共に、ヒューズとリレーも交換しました。

dsc_0071

ポンプを交換することで不具合は解消しました。

 

たびたび、ご紹介するこのシステムの故障修理、ユニットアッセンブリーでの交換も多いのですが今回のように部分的な修理もできます。

システム自体に故障個所が多いためイタチごっこになることが多くユニットアッセンブリーを勧められ金額的に驚かれると思いますが、修理内容をご理解いただくことで部分修理をすることも出来て金銭的負担を減らすこともできます。

故障が多いのですが決して、悪いシステムではありませんのでなるべく良い状態を保つことと、故障時のレスキュー体制(良い店選び・レッカー体制)を築いていれば、恐れることもなく楽しめるのではないでしょうか。

 

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