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故障修理・整備 ダイハツ

ダイハツ ハイゼット(S320V) ターボチャージャー不良

平成17年式ダイハツ ハイゼット(S320V)のご入庫。

 

お客様から症状を聞き出します

①朝一番エンジンを掛けた時にマフラーから多量の白い煙が出る。

②以前に比べてターボチャージャーの音が変わった。

とのことです。

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さらに、症状の発生時期をお聞きしたところ大変重要な事象が起きていました。

実はこの車両は、ある整備工場での整備ミスでエンジンを乗せ換えているとのことです!!

その整備工場にエンジンオイル交換をしてもらい、数日後にエンジンが走行中突然止まってしまったそうです。
おかしいなと思い掛けなおしてもまた止まってしまい走行不能になったそうです。

結果としてエンジンオイルエレメントが外れ走行中にオイルがすべて抜けてしまいエンジンが止まってしまったそうです!!!

オイルが無くなったことでエンジンは焼き付いたということになります。

そんな整備ミスのあとその修理工場と散々もめて何とかリビルトのエンジンに交換してもらったそうですが、そのエンジン交換後に先の症状が気になって当店にご入庫しました。

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いきさつをお聞きして気になったところは、エンジンは交換したけどターボチャージャーはどうしたの?ということです。

オイルがなければ当然エンジンは焼き付きますが、ターボチャージャーもタービン軸はエンジンオイルで潤滑していて大変デリケートな部位です。

当然その時に、ダメージはあったはずなのですが交換はしなかったようです。

不具合の症状からエンジンオイルが燃焼室に入り込み燃えて白煙が出ているのは間違いなさそうですがリビルトエンジンに乗せ換えたばかりなのでエンジン本体の不具合はないと推測します。

そうするとターボチャージャーの軸に不具合が出てそこからオイルが侵入すれば白煙の原因になりますし、ターボの音が以前と変わったこともつじつまが合います。

お客様にご説明してターボチャージャーを取り外すことにしました。

 

外したターボチャージャーを点検してみると、84軸にガタが出てタービンがハウジングに当たった跡がありますし、ターボの中にオイルがあります。

 

これだけガタが出ていればタービンはハウジングに当たるのはもとより、シャフトからオイルが浸入するのも当然です。
動画

ターボチャージャーの交換で症状は治りました。

 

整備ミスをした工場に、この話をしたそうですがターボチャージャーの不具合は関連性はないと突っぱねられたそうです。

お客様、エンジンオイル交換というメンテナンスをして愛車を良い状態にしようと思って依頼したのにかえって壊されて怖い思いをした・・・

それに時間もお金も無駄に出費して大変やるせないと憤慨なさっていました。(エンジンを交換してもらうのに1年近くもめたそうです。)

 

我々整備士は、1本のボルト締め忘れでもこのようにお客様のお車を壊したり、命を脅かしてしまうなんてこともあります。

気を引き締めてやらなければいけませんし、誠意ある対応も必要です。

 

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