スズキ キャリー(DD51T)車検でのご入庫です。

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平成8年式で20年経ったお車ですが、オーナー様がとても大切になさっているのでピカピカです。

しかし・・・

ブレーキを点検してみると。

!!! 湿っているのはブレーキオイルの漏れです! 漏れたところにブレーキダストが付着して写真のような姿になっていました。

大変危険な状態です!

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錆でシリンダー内部がでこぼこになってしまっています。これでは新しいカップを組んでも気密を保つことは出来ませんのでアッセンブリーでの交換になってしまいました。

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以前もお話しましたが、ブレーキフルード(オイル)は吸湿性があり空気中の水分を取り込んでしまう為、末端のホイールシリンダーはとても錆びやすいのです。

今回のように明らかに漏れているものばかりではありませんので、やはり車検時は分解して内部を点検することを強くオススメします。

お次は前輪のロワボールジョイントにガタが発生していました。

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ここは、関節のような部分で自在に動く部品です。この車はボールジョイトだけでは交換できないのでロワアームAssyでの交換になりました。

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この部品も前輪を支える非常に重要な部品ですので、点検の際に見つけることが出来たことは幸いでした。

このように車検整備は2年に一回とかなり長い期間の中で車の傷んだところを発見したり、予測して先回りをしてメンテナンスをする大切な点検です。

ただ安く済ませたいと思わず、まずは安全に乗れるということを優先してくださいね。