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故障修理・整備

スパークプラグとは?②

 こんにちは増高自動車です。

先日、お話したエンジンのスパークプラグのお話です。

スパークプラグが、非常に重要な役割を持っていることは、前回お話しました。
今回は、スパークプラグの種類についてお話します。

まず、こちらの写真のスパークプラグが、標準タイプとなります。
この中でもいろいろな形がありますが、細かい説明は割愛させていただきます。
大体、寿命は2万km走行毎、お値段は600~700円前後です。

 先端部のアップ

 

 

 

上が新品 下は約4万km走行した状態です。

かどが取れて丸まってしまっているのと、隙間が広がってしまっているのがお分かりでしょう。

電気は尖ったところに流れやすい性質があるため(雷が落ちるところもそうでしょう)、新品ではかどが鋭い形につくられています。
しかし、火花が飛ぶたびにかどが落ちてこのように丸まってきてしまうのです。

丸まって隙間が広がりすぎると電気の性質から、今まで以上に大きな力(電気)が無いと火花を飛ばすことが出来なくなります。

そのため、火花の力を作り出すイグニッションコイルという部品に大きな負担をかけ電気を作り火花を飛ばし続けることで、コイルを壊してしまうことがあるのです。

標準タイプは安くてよいのですが、交換サイクルが短いことと、プラグのよい状態を長く維持できない(すぐにかどが丸くなってしまう)という欠点があります。

そこで、貴金属を先端に取り付けた高性能タイプのプラグが登場しました。

 

 

 この図のように強度のある貴金属の白金(プラチナ)やイリジウムを小さなチップとして先につけることで、磨耗を大幅に防ぐことが出来ます。

そのほかにも、先端が細いので熱を保持することや、汚れの付着防止など多くの利点があります。

図のような両方に貴金属がついたプラグは長寿命プラグといわれ、10万km走行毎のライフサイクルになります。
お値段は2000円前後と標準プラグに比べ高くなりますが、高性能の長期維持、交換工賃などトータルで考えるととてもお得だと思います。

『私の車は新車のときからイリジウムプラグ(白金プラグ)が付いているって聞いているから大丈夫。』
  
このようにおっしゃる方 いると思います。  がっ!!!

結構、落とし穴なんです。

実は、片イリジウムプラグや片白金プラグという片側にしか貴金属を使っていないプラグを、自動車メーカーでは新車で装着していることが多いんです。(もちろんコストダウンのため)

呼び名では、たしかにイリジウムプラグですよねっ!!

しかしこのプラグもちろん、片側はノーマル(ニッケル)ですので磨り減ります。
交換時期も、標準プラグと同じ2万㎞ごとに交換なんです。(´д`lll)   

なので、交換サイクルを守らないとこんなことになっちゃいます。(。>0<。) 

ごらんのように外側の電極が磨り減っているのがお分かりですか?
こちら約40000km走行後の状態です。

これだけ磨り減ると隙間も大きくなりますので、イグニッションコイルにかなりの負担をかけていたと思われます。


プラグメーカーでも注意を促しています。

当店では、片イリジウム・片白金プラグは両貴金属プラグに交換させていただいてます。
ほんの少しお値段は高いですが、交換サイクルやコイルに負担をかけて壊す二次被害を考えたらこちらのほうが間違いありません!!

皆さんエコ運転などとても気にしていると思いますが、エンジン自体が良好な状態でなければその運転自体も無駄になってしまいます!

スパークプラグの点検・交換は、昔のエンジンに比べとても面倒になってきています、速さや安さを売りにしているお店はとてもやりたがりません。(というかやりません。)
そのようなお店で車検・点検をした方は、車検に合格しているから大丈夫と思って

悪い状態に気づかず乗っている方が非常に多いです

本当にお客様のことを考え、お車をよい状態で乗ってもらうことは我々プロの使命です。

私のお店は、決して安売りを売りにしておりません、一台一台丁寧に大切なお車を診させていただきよい状態で乗ってもらおうと思っています。

お客様が運転していて気が付かないことも私たちは永年の経験でわかります。

この記事を読み、ご自身のお車が気になった方、ご遠慮なくご来店、お問い合わせ下さい。

ではまた。土下座

 

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