栃木県宇都宮市の整備工場
TEL 028-656-2588
月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

ご注意

ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。 また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。 概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

用品・タイヤ・ボッシュ 故障修理・整備 ダイハツ

ダイハツ ムーブ(L175)購入後のメンテナンス事例

ダイハツ ムーブ(L175)のご入庫

ご用命は、中古で現状購入したので悪いところ直して車検をとってもらいたいとの事。

走行距離は9万km台で平成20年式11年経過しています。

お客様が気になったところは車体の振動が大きくて常にブルブルしていることだそうです。

確かにエンジンを掛けていると車体全体にエンジンの振動が伝わり不快な状態でした。

このような症状でまず疑うのはエンジンマウントです。

 エンジン側マウント

エンジン側のマウントを交換することでかなり振動は減少しましたが他にも2個マウントしていますのでそちらも交換します。

ミッションマウント

車両下部のドックボーンマウント

マウントを全数交換することで振動は新車時の様に伝わらなくなりました。

 

次に足回りのジョイントブーツが破けていましたので交換

ロアアームボールジョイントブーツ

分解してジョイントにガタが出ていないことを確認します。
もしガタが出てしまったりしぶりがあるようですとジョイント(この車両はロアアームASSY)での交換が必要ですが、今回は問題ありませんでした。

グリスアップして新しいブーツに交換します。

 

エンジンルームではエアクリーナが真っ黒ですので交換

スパークプラグもロングライフプラグに交換
 

スパークプラグは摩耗と汚れが酷い状態でした。

 

 

 

 

汚れていたスロットルバルブも清掃します。

エンジンヘッドカバーからオイルが漏れていましたのでパッキンを交換します。

 

オイルメンテナンスが悪く漏れが発生しているのではないかと思いましたがエンジン内部はきれいでした。

オイルメンテナンスが悪い車は中は茶色いのですが,鉄やアルミの金属の色が見えるので良好な状態といえます。

当然エンジンオイルも交換

オイルエレメントも漏れていますね。

新オーナーになってリセットを兼ねて遅効性クリーナーWAKO'Sイークリーンを添加して汚れをさらに落とします。

最後にオートマチックトランスミッションのフルードを圧送交換で終了です。
  

始めは真っ黒なフルードも・・・

すっかりきれいになりました。

9万kmも走っているのに交換して大丈夫?と思われる方もいらっしゃると思いますが交換前に走行テストを行い滑りなど不具合が無い状態を確認の上で交換です。

現状不具合が起きていない車両はしっかりした手順でフルード交換を行えば問題ありません。

また、この圧送交換はオイルクーラーラインに機器を割り込ませるのでオイルパンに溜まったフルードを巻き上げることも少なくリスクを回避出来て、かつ効率よくフルード交換が出来ます。

 

入庫時はどうなるものかと思いましたが、目に映る不具合箇所の割に状態の良い車両でした。

お客様はこちらの車両を安く購入できたのでメンテナンスに多少お金が掛かっても安心して乗れるようにしてほしいという考えでした。

確かにここまでメンテナンスを行うと金額的に高額になりますが、とても9万kmの車両とは思えない状態まで回復することが出来て安心して乗ることが出来ます。

 

世間での車両の評価基準は年式と距離が基本となりますが、単純に距離が伸びているからとか古いからだけでは判断できないこともたくさんありますし(高年式で低距離でも大丈夫ではないということもあるということです。)、不利な条件でもメンテナンスをうまく施すことでかなり回復させることもできるものです。

車両の状態にもよりますが今回は良いメンテナンス例だと思いますので参考にしてみてください。

 

栃木県宇都宮市の整備工場月〜金 9:00 - 18:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

MASUTAKAブログ最新情報

トヨタ プロボックス(NCP50)フューエルインジェクター故障

トヨタ プロボックス(NCP50)のご入庫 エンジンがブルブルしてエンジンチェックランプも点灯しているとの事 診断機を使用して故障コードを読み出すと3番シリンダーのミスファイヤーを検出しています。 ミスファイヤー(失火)はうまく爆発していないということですので爆発していない原因を探求します。 イグニッションコイル・スパークプラグの点火系統の不良も考えられますが、他のシリンダーと入れ替えても3番シリンダーの失火は変わりませんので点火系統の異常ではなさそうです。 次に圧縮力になるのですが圧力に関してばらつきは ...

続きを見る

MINI クーパーSD(F55)エンジンマウント切れ・液漏れ

MINI クーパーSD(F55) ディーラにてエンジンマウント切れ・液漏れを指摘されたとの事。 こちらの車両はディーゼルエンジンですが、このモデルはガソリン車でも同様の不具合が非常に多いです。 上部から覗いてもわかりますがホイールハウスの正面から見ると漏れの酷い状態がよくわかります。 液封入タイプのエンジンマウントでイメージでは水風船でエンジンを支えているようなものでただのゴムだけのマウントよりも振動吸収性能は上なのですが風船が破裂するとこのような状態になってしまいます。 当然振動吸収性能は落ちますのでエ ...

続きを見る

ボルボ V70Ⅲ ヒーターホースから冷却水漏れ

ボルボV70Ⅲ 車検整備を行っている際、冷却水漏れを発見いたしました。 ここはエンジンから室内のヒーターユニットへ冷却水を分岐する部分です。 ゴムホースと樹脂パイプの複合部品です。 樹脂パイプも変色していますし、樹脂とゴムホースをクランプしている複数個所から漏れ出しています。 いずれは樹脂部品が完全に割れて冷却水が噴き出たでしょう。 樹脂部品の使用率はどんどん増えていますのでこのような故障はどこのメーカーでもよく見かけるようになりました。 冷却水の量をモニターすることが出来る車両でしたらセンサーを当てにし ...

続きを見る

アウディA5(F5)エアコンコンプレッサー不良

アウディA5(F5) 2.0ターボ エアコンの冷房が全く効かないとの事。 入庫時確かに冷風は一切出ない状態でしたので点検を始めます。 まずはエアコンの冷媒システムの点検の基本である冷媒ガス量を確認します。 やや少なかったものの全く効かないような量ではありませんでしたが、点検を進める上ではガスが規定量入っていることが基本ですので規定の量に調整した上で次の点検に進みます。   次にエアコンガスを圧縮するコンプレッサーの作動状態を確認しますが従来のコンプレッサーはベルトが掛かるプーリー部分にマグネット ...

続きを見る

ニッサン DAYZ(B21W) エンジン掛からない

ニッサン DAYZ(B21W) エンジンが掛からないとお電話が入りました。 エンジンが掛からない状態をよく聞き出します。 ・キーのマークが点灯してクランキングできない。メーターも点かない。 ・キーの電池を変えたが変わらず掛からない。 ・スペアのカギも持ってきたけど掛からない。 ・車両バッテリーは最近交換してある。 上記の状況の中で気になるのが鍵のマークが点灯しているということです。 この車両はキーをプッシュスタートボタンでエンジンを掛けるタイプですのでリモコンの電池が無くなってしまうとボタンを押しても掛か ...

続きを見る

ボルボ V70(875)エンジン不調・エンスト

ボルボV70(875)のご入庫 エンジン不調でエンストしてしまうとのこと。 入庫時はアイドリングがほとんど出来ずエンジンがかかってもすぐにエンストするような状態でエンジンチェックランプも点灯しています。   診断機にて故障コードを読み出すとエアマスセンサーのエラーを検出していました。 エアマスセンサーのコネクターを外すと完調まではいきませんがエンストもせずアイドリングも保持していますのでエアマスセンサーの信号が悪影響を与えていたのは間違いなさそうです。 エアマスセンサーとはエンジンに取り込む空気 ...

続きを見る

いすゞ エルフ(NJR85)DPD分解洗浄②

強制再生もできなくなったこちらの車両、各部点検してDPDに詰まりがあることが確定したので分解洗浄を行うことになりました。 いすゞ エルフ(NJR85)DPD分解洗浄① 外したDPDはこのような形をしています。 中は酸化触媒とDPDのセクションに分かれます。 初めにエンジン側の酸化触媒の入り口を見てみます。 ここはエンジンから出てきた排気ガスをもろに受けるところになりますが大きなススの塊で半分近くふさがっています。 次に分解していきます。 DPDの入り口側はパッと見た感じあまり汚れていないように見えます。 ...

続きを見る

いすゞ エルフ(NJR85)DPD分解洗浄①

いすゞ エルフ(NJR85)のご入庫 DPDの堆積限度を超えてそのたびに対策していましたが(事例リンク)いよいよ強制再生もできなくなってしまいました。 正常な状態ですとDPDの差圧が大きくなるとススで詰まっていると判断して自動的に強制再生が始まります。 しかし、"強制再生を無視したり" "使用過程の不利な癖"などで詰まりが解消しないことが続くとエンジンチェックランプを点灯させてフェイルセーフを掛けます。 ※フェイルセーフはメーカーによって条件や作動の仕方は変わります。   こちらの車両、チェック ...

続きを見る

FIAT パンダⅢ(312)ダブルマスフライホイール破損

FIAT パンダ(312)のご入庫 ディーラーでダブルマスフライホイールの故障を指摘されて当店にいらっしゃいました。 まだ走行できる状態でご入庫されましたがエンジン振動が大きいのとデュアロジックシステムもエラーが出てギア抜けを起こしたそうです。 ディーラーで診断済みとの事ですが、当店でもディーラーでの診断結果と実車を確認した上で同様の診断結果となりダブルマスフライホイールの故障が起きていると判断しました。 基本はクラッチオーバーホールと同様の作業になりますのでトランスミッションを取り外してクラッチを点検し ...

続きを見る

MINI クーパーSDクロスオーバー(R60) チャージランプ点灯

MINI クロスオーバークーパーSD(R60)のご入庫 チャージランプが点灯するとの事。 チャージランプとはバッテリーの形をした警告灯ですがバッテリーの良否を表示しているわけではなく充電系統に異常があることを警告するランプになります。 充電系統のカナメである発電機であるオルタネータを点検すると何やらゴムカスのようなものがベルト周りに多数飛び散っているのがわかりました。 このディーゼルエンジンでよく起こる不具合の可能性があります。 結果として予想通りクランクプーリーのダンパーゴムが剥離したことでプーリー自体 ...

続きを見る

-用品・タイヤ・ボッシュ, 故障修理・整備, ダイハツ

© 2026 増高自動車工業有限会社