N-ONE N-WGNのご入庫
CVTフルード交換のご用命承りました。
まずはN-WGN(JH1)から
こちらのお車、オイルクーラーがミッションにじかに取り付けられている為、圧送タイプのチェンジャーを割り込ませて使用できませんのでドレンから排出して新油を入れるという方法を繰り返して内部を洗浄します。
2回目の交換でもまだこれだけ汚れています。
走行距離2万km台でこれだけ汚れます。
この車両はドレンから排出するフルード量は半分にも満たないのですすぎ工程を2回繰り返して作業終了です。
次にN-ONE(JG1)
同じパワーユニットですが年式が古いこちらミッションのオイルクーラーがラジエーターに内蔵されている外付けタイプですので圧送式のフルードチェンジャーをオイルラインに割り込ませて交換します。
こちらは走行距離4万km台と多少多く汚れも少し多いです。
同じNシリーズでも年式でトランスミッションは変更しているようで今回のようにミッションにより交換方法は違います。
フルード交換後どちらの車両も肝心なのはフルード量の調整です。
レベルゲージはこのようなものを使用していてHOTと書いてあるのがわかると思います。
調整は暖まった後エンジンを止めて60~90秒の間で測定するように指示されています。
調整方法は各社まちまちですのでしっかり把握した上で行わなければなりません。
2台とも走行距離はまだ伸びていない状況でしたので今回はオイルパンは外しませんでしたがあまり距離が伸びた状態ですとオイルパンを外して内部の鉄粉などの異物を除去してからの交換をオススメしています。