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メルセデスベンツ A170 エンジン掛からず

ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

メルセデスベンツ A170(W169)のご入庫

車検でのご入庫でしたが、前日にエンジンが掛かり辛い症状が起きて、2回ほど症状が出たが何とか掛かったのでそのまま入庫致しました。

入庫時には特に問題無くエンジンは掛かったためしばらく様子を見ていましたがあるときエンジンを掛けたあとプスプスとエンストを起こしましたが、そのあと掛け直すと何事もなかったようにエンジンは掛かりました。

診断機で故障コードを検出していないかチェックしましたが特に何もありません。

このような場合、クランキングも正常で故障コードを検出していないのでセンサーなどはあまり考えられません、それにプスプスと止まる感じはガス欠の症状に似ています。

燃料系統が怪しいと感じましたが、症状が出ていなければ点検できませんので根気強く症状が出るのを待ちます。

するとクランキングをしてもエンジンが掛からない症状が現れました。

すかさずその状態で燃料がエンジンに供給されているか点検したところやはり燃料が送られていないことがわかりました。

次に症状が出ているときに燃料ポンプに電源が供給されているか点検してみるとちゃんと電源は来ていながらも燃料ポンプが回っていないことが確認できました。

ということは、原因は燃料ポンプの動作不良ということが確定です。

燃料タンクを外して燃料ポンプAssyを交換します。

 

この車両は床にサービスホールがありませんのでタンクを外さなければなりません。

 

 

追加で、燃料ポンプの電源をコントロールしているリレーも交換します。

この部品もよく壊れますので予防的に交換してしまいます。

交換後は何事もなかったかのように正常にエンジンはかかるようになりました。

 

燃料の圧力(燃圧)は、通常自己診断には引っ掛かりません、今回のように症状がまばらに起きることも非常に多いため短い症状発生時点で目星を立てて点検を行わなければなりません。

そのため、お客様からも症状発生時の問診が多くなります。

今回も、ご入庫時お客様はバッテリーが悪くなったため掛かりずらくなったと思われていましたが正常にクランキングしていたためその線は消えます。

くどいほど問診をすることがありますがそれも故障診断での解決の糸口になりますのでその時の状態はなるべく覚えておいてください。

 

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