マツダ アクセラ(BK5P)のご入庫
お仕事とプライベート両方で使われているこちらのお車、予防整備も含めてよく診てもらいたいとのご依頼です。
走行距離13万キロ超えていらっしゃるので消耗品がかなり傷んでいます。
まずはブレーキ
フロントのブレーキパッドは残量が少なくお取替えになりました。
リアのブレーキのライニングも残量ぎりぎりの状態でした。
もちろんホイールシリンダーもオーバーホールします。
足回りでは、フロントのスタビライザーリンクのボールジョイントブーツが全て破けています。
ブーツが破けたまま乗り続けるとボールジョイントにガタが発生してカタカタ異音を発生させる原因になります。
新しいものに交換します。
エンジンルーム内は、バッテリーがテスターで診断すると”要交換”です。
電圧測定だけではバッテリーの良否は判断できません。テスターを使うことで正確なバッテリーの状態を判断することが出来ます。
ドライブベルトも劣化していたので交換です。
しかし!ベルトをはずしてみるとテンショナーとアイドラプーリーがゴロゴロ異音が出てしまっています。
これはプーリーの中心にあるベアリングが痛んで音が出ているのです、もちろんガタもあります。
これをこのまま放っておくとベアリングが焼きつきプーリーが吹っ飛ぶことがあったりベルトが切れたりします。
大変危険な状態でした。
最後にエアコンのフィルターを交換します。
真っ黒になっていました。
ここまで汚れているとエアコンの風自体も弱まりますし、ほかの部品を壊してしまう可能性もありました。
今回、車検整備でさまざまな不具合を発見することができたのは幸いでした、今後も定期的な点検をして安心して乗れるようにしてください。