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ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。 また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。 概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

故障修理・整備 セレスピード・デュアロジック フィアット

フィアット500 デュアロジックオイル交換

 

フィアット500 1.2のご入庫

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タイミングベルト交換と同時に9万km走行して一度も交換していないデュアロジックオイルを交換します。

入庫時に、”デュアロジックポンプの作動音が正常のものよりも大きく感じたことと作動時間が長いこと”が気になりました。

お客様、今までディーラーでお世話になっていたのでデュアロジックのオイルは交換していないようでした。(ディーラーでは積極的にデュアロジックオイルを交換することは勧めていません。メーカーから特に指示がないからだそうです。)

 

普段デュアロジックオイルタンクは遮熱カバーに隠れてみることが出来ません。

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遮熱カバーを取り外します。

タンクは半透明なのでオイルの汚れは外からわからないのですが元々の茶色い感じが無くなってるのはわかります。

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ドレンが無いのでタンクを外してオイルを抜きます。

出てきたオイルがこちら!透明度ゼロで真っ黒です。よく見るとキラキラしています!金属粉でここまで汚れてしまっていました。

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タンクに溜まっているオイルはあくまでもシステムの一部しか入っていませんのでタンクを元に戻し、新油を入れてフラッシング(すすぎ)を行います。

あまりに汚れているので数回同じことを繰り返します。

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ここまで繰り返してようやく新オイルの茶色がよみがえっているのがわかります。

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機械を作動させるのにオイル(フルード)を使うシステムは様々存在するのですが、このようにオイルの状態を見ていただければ交換の重要性はお分かりいただけると思います。

60balにも達する高圧で作動させるシステムをわずかなオイル使用量で動作させているのでオイルにかかる負荷はかなりのものと思われます。

不純物の含まれたオイルはさらに摩耗を促進させたり、漏れを引き起こし結果として故障を招き走行不能になります。

今回のお車、交換後に確実に作動音の低下と作動時間が短くなったことを確認できました。

デュアロジックのトラブルはこちら

信頼性に欠け壊れやすいといわれるこのシステムだからこそ、オイル交換が重要になってくるのです。

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