栃木県宇都宮市の整備工場
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ブログ内の整備・修理等各記事の作業内容や作業方法のご質問にはお答えできません。 また、作業料金についても車両を当社まで入庫いただき、実際に見させていただいてからのお見積りとなります。 概算の金額についても電話やメールではお答えできませんので、あらかじめご了承ください。

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FIAT 500 アイドリングストップ車 専用バッテリー

FIAT500 ツインエアのご入庫

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バッテリーの交換でご入庫

FIAT500初期のモデルでは搭載されていないアイドリングストップ(ISS)機能がこちらのお車は付いています。

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アイドリングストップ機能が搭載されている場合エンジンを止めている間バッテリーからの電気に頼らざるを得ないため非搭載車に比べ容量の大きなバッテリになります。

しかし、単に容量が大きくなるだけではだめでアイドリングストップ専用バッテリーと呼ばれるものを装着しなければなりません。

BOSCHでは、BLACK-EFB (Enhanced Flooded Battery)と呼ばれるシリーズになります。

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では、アイドリングストップ車専用バッテリーとは普通のバッテリーと何が違うのでしょうか?

アイドリングストップ搭載モデルがかなり増えたので皆さんご存知かと思いますが、条件がそろえばかなり頻繁にアイドリングストップを行います。

その際、車両の様々な機器の電気をまかない かつ、エンジンをスタートさせるために大電流を流しますのでバッテリー内の電気は急激に減ります。

アイドリングストップが終わりエンジンが掛かると車両側のオルタネーター(発電機)は急速充電をしてすぐに減った分を補おうとします。

今までの標準バッテリーではその急速充電に対応しきれないため減った電気を回復させることが出来ないのです。

結果、その繰り返しでバッテリーの寿命が縮んでダメになり車両側でアイドリングストップ制御をやめてしまうのです。

 

それから、アイドリングストップ制御以外にも充電制御と呼ばれる制御がエコカーには採用されています。(現在販売されている車両はこの制御が付いています。)

加速時にエンジンの力が必要な時は発電を控え、減速時などアクセルオフでガソリンを必要としない時に充電をするような制御です。

従来の制御のようにバッテリーが減ったら充電をいつでも行うわけではないので、バッテリーには今まで以上に負担が掛かるシステムなのです。

 

 

現在のエコカーと呼ばれる車両は燃料消費率を抑えるために様々な制御を搭載していますので、それぞれに対応したバッテリーを選択しないと結果として車両全体の性能低下を招いてしまいます。

 

BOSCHではそれぞれに対応したバッテリーのラインナップがあり お値段的にも純正に比べリーズナブルです。

BOSCHバッテリーラインナップ

PSバッテリー    (輸入車用PS-I)

:標準バッテリー 従来のバッテリー コストパフォーマンスに優れています。

ハイテックシルバーⅡ(輸入車用シルバーX)

:充電制御車対応高性能バッテリー 電極に銀を使用して充電効率を上げたモデル

ハイテックプレミアム(輸入車用ブラックEFB)

:充電制御・アイドリングストップ対応高性能バッテリー さらに高性能・高耐久・長寿命を実現したモデル。

この他にもハイブリットカー専用・AGM専用バッテリーがございます。

 

ご自身のお車にどのバッテリーを選択しなければならないかわからない場合お気軽にご相談ください。

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