タイヤがパンクしたとのご連絡を受けて出動しましたが、電話でのお話でパンク後に少し走ったとのこと 嫌な予感がします。

到着してみてみると大変なことになっています!

タイヤがボロボロです。

しかし、走行中突然バースト(破裂)したわけではなくパンクに気が付きながらも無理に走った結果がここまでさせたのです。

それに被害はこれだけではすみません。

ホイールハウス内のフェンダーライナーと呼ばれる樹脂カバーもタイヤに巻き込まれて無くなっています。

それにもっとも重大な損傷として、車輪速センサー(スピードセンサー)の配線まで引きちぎられています。

あと少しで自宅だったので無理してしまったとの事ですが、数km走ったのは間違いありません。

大変危険ですしこれだけ車両も破壊してしまう結果になりました。

タイヤはもちろんのことホイール・フェンダーライナー・車輪速センサー・ウインドウウォッシャーホースすべて交換になりました。

 

パンクは避けること出来ないトラブルですので1度は経験したことがあるのではないでしょうか。

基本はパンクにあった際は、気が付いた時点で車両は止めてください。

”今回のように何kmも走行なんてしないよ”と、思われる方がほとんどだと思いますが、しかしパンクしたタイヤでは僅か何mか走行しただけでもタイヤに致命的なダメージを及ぼす事はあまり知られていません。

100mほど走って停車させたタイヤの状態

数100m走行後に停止させたタイヤの状態

僅かな走行でもこれだけのダメージを及ぼします。

このようになった場合は、タイヤは交換しなければなりません。決してもったいないからとパンク箇所の修理だけをして乗るようなことはしないでください。
修理に出してもタイヤの内側をチェックしないでパンク修理をするのも同様にダメです大変危険です。

 

しかし、パンクに気が付いてもすぐに停車できない状態などありますのですぐに止めてくださいというのはあくまでも基本であり、走行中でしたらまずは安全な場所に退避させて停車するようにしてください。

 

それと最近は、スペアタイヤを搭載していない車両も増えてきました。軽微なパンクは応急キットで対応することが出来ると思いますが大きな損傷では無理です。
エコの観点(スペアタイヤ分の軽量化)・コストダウン(スペアタイヤ分安く販売できますしオプション設定している車両もあります)で搭載していないのです。

スペアタイヤがないということは走行不能状態に陥ってしまったということです。

くれぐれも、トラブルにあった際のバックアップ体制が取れるように任意保険・JAFへの加入や、主治医となる整備工場との信頼関係の確立などで、どんな時でも助けを呼べるような何重の体制作りをしておくことも非常に大切なことです。