営業時間外もお気軽にお問い合わせください
TEL 028-656-2588
月〜金 8:30 - 19:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00

故障修理・整備 アルファロメオ

アルファロメオ SUD(スッド) トランスミッションセミオーバーホール

トランスミッションの単体での修理を承りました。

これは、アルファロメオSUD(スッド)と呼ばれる80年代の車両に使われていたトランスミッションです。

オーナー様、このミッションをオールドレーシングカーのレプリカに使用していたのですがオイル漏れが激しく当店に修理をご依頼されました。

この時代のアルファロメオは日本国内には残存数が少ないことから、修理を行う修理業者や部品の流通もほとんどないような状態になってしまっています。

今回、インプットシャフト廻りが傷んでしまっていたためそこをメインに修理を行いました。

通常インプットシャフトはベアリングで支えていることが多いのですが、この時代以前のアルファロメオはブッシュを使って支えていました。写真のようにブッシュはバラバラに砕けてしまっていたためインプットシャフトが支えられず芯がぶれてオイル漏れが発生していました。

他の部分も芯ブレによるガタが出てしまった部品は交換します。

 

クラッチのレリーズベアリングが摺動するスリーブも酷く偏摩耗してしまっていましたので交換です。

新品部品が出ないところは中古の程度の良いものをヨーロッパのショップで探してもらい取り付けました。

メインのギア部分に関しては、シンクロの調子も悪くはないのでそのままにすることになりました。

 

 

自動車のメカニカルに詳しい方は、このミッションを見て何か違うことにお気づきかと思います。

そうですミッション本体に、ブレーキシステムが組み付けられているのです。

インボードディスクブレーキタイプと呼ばれるもので、ブレーキシステム自体をミッション(車両中心側)に取り付けることで、車輪側にブレーキシステムをつける必要がなくなることで車輪のバネ下荷重を軽くする効果があります。

このシステムは、通常走行性能を極限まで求められるレーシングカーに採用されることがほとんどで、量産市販車でこのシステムのブレーキを採用しているのはほとんどありません。

ですのでお客様のレーシングレプリカにもこのミッションが取り付けられていたのだと思います。

 

ここまで分解しましたので、ついでにキャリパーもオーバーホールをすることに、しかし・・・

キャリパー自体が割れているではないですか!

 

ピストンが錆で固着した状態で油圧が掛かり、耐えきれなくなったケースが割れてしまいました。

当然このピストンは動いていないのでブレーキは効いていなかったはずです。

中古のキャリパーも海外で探してもらい事なきを得ました。

もう片方の正常なキャリパーも分解してオーバーホールします。

 

海外とのやり取りでかなりお時間が掛かってしまった修理ですが、このような場合でもなんとかなることはまだまだあります。

お車のことでお悩みの方、まずはご相談してください。

何かお役に立てることがあるかもしれません。

月〜金 8:30 - 19:00 , 土・第2日曜 10:00 - 18:00
営業時間外もお気軽にお問い合わせください

MASUTAKAブログ最新情報

スズキ ソリオ(MA15S) エアコンが効かない

スズキ ソリオのご入庫 エアコンが効かないとのご依頼。 まずはどのように効かないのか問診をしますと、エアコンの冷え具合は 効くときはすごく冷えるが効かない時は全く冷えないとの事。 他店で”日射センサーが悪い”との指摘を受けたそうですがよくわからなかったそうです。 日射センサー? お客様に他店で診断機を接続していたのが工場内でなかったか確認するとやはり工場内で診断していたとの事。 日射センサーはダッシュボード上にあり日射の当たり具合でオートエアコンの補正をするものでこれが壊れて全く効かなくなることは考えられ ...

続きを見る

9月休業のお知らせ

9月20.21.22日は休業いたします。   新型コロナウイルスの感染蔓延防止で営業期間中もお客様が重ならないように気を付けておりますので、ご来店の際はあらかじめご連絡を頂けるようお願いいたします。 なお、お電話でのお問い合わせに出られない時もありますので、緊急の場合は問い合わせフォームからメールしてください。

続きを見る

BMW323i (E90) 豪雨にはご注意を

BMW323i(E90)のご入庫 ”信号で停車したらエンジンも止まってそれっきり動かなくなってしまった”とのことで緊急出動いたしました。 信号の先頭でエンジンが掛からず停まっているため大渋滞です、それまでは普通に走れていたそうです。 当日は台風が直撃している最中で豪雨の中でのロードサービスになりました。   工場に搬送して点検を進めます。 クランキングは勢いよく回り正常ですがエンジンは掛かりません。 診断機を繋ぎますが何かおかしいです!エンジンをコントロールするコンピューターのDMEユニットにア ...

続きを見る

VW ゴルフ7 エアコンブロアモーター故障

VW ゴルフ7のご入庫 エアコンが効かないとの事でご入庫。 効かない状況を問診すると室内の送風が出ないことがわかりました。 入庫時はどの風量にコントロールしても出ていませんでしたが、少し前までは出たりでなかったりを繰り返していたとの事でした。   助手席の足元にブロアファンモーターがありますがモーターに電気が掛かっているか点検しようとコネクタに触れたところファンモータが弱弱しく回り始めました。 しばらく回ってまた止まりました、モーターにかかる電気を確認したところ正常なことからモーター自体に不良が ...

続きを見る

ニッサン モコ(MG21)ロアアームボールジョイントのガタ

ニッサン モコ(MG21)のご入庫 車検でのご入庫ですが、段差を乗り越えた時にコトコト音がするとの事。 足回りを点検するとロアアームのボールジョイントのガタが酷いことになっています。 https://masutaka.co.jp/images/VID_20200827_085405.mp4 前輪の足回りはステアリングもあるため上下動だけでなく旋回もします。 このロアアームのボールジョイントは下部の旋回支点になる部分で、荷重が掛かる上に旋回もするためジョイント内部も摩耗しやすくガタが発生します。 この車種で ...

続きを見る

VW ゴルフ5 エンジン重複トラブル

VW ゴルフ5 ヴァリアント(1K)のご入庫 中古車を購入後、すぐにチェックランプが点灯したとの事 エンジンは1.4Lツインチャージャー(BLE)ユニット搭載車両です。   診断機を使用して故障コードを読み出します。 なにやら沢山検出しているようですが,インテークマニホールド系とブースト圧系の2種類の不具合に関係した物のようですので、一旦消去して走行テストを行います。   テスト走行後の検出はこちら 08801 ブーストブレッシャーコントロールバルブ 機械的故障 08213 インテーク ...

続きを見る

アルファロメオ147GTA クラッチオーバーホール

アルファロメオ147GTAのご入庫 147GTAは147に3.2L V型6気筒エンジンを搭載したホットモデルになります。 このV6エンジンは遡ること70年代に設計したエンジンをベースに進化したものですので現代のエンジンと比べて大型な為コンパクトな147にはかなり窮屈に収まっています。 クラッチオーバーホールのご依頼を受けました。 トランスミッションを降ろします。 外したクラッチ板は溝が無くなっており交換時期に達していました。   フライホイールも面が荒れていましたので平面研磨を行ったうえで組み付 ...

続きを見る

ニッサン ティーダ(C11)エアコン風が出ない

ニッサン ティーダ(C11)のご入庫 ご用命は”エアコンの風が出ない”との事 オートエアコンですがどの風量位置にしても風は出てきません。 コンプレッサーの作動音はしますので冷媒回路は作動しているようです。 室内にはブロアファンモーターと呼ばれるモーターで冷風や温風を送風する仕組みになっているのですがこのモーターが全く作動していません。 この手の故障は非常に多くモーター自体がダメになったり、モーターのスピードをコントロールする部品の故障により同様の症状が起こります。 故障事例 リンク まずモーターの回転をコ ...

続きを見る

ニッサン エルグランド(E51)カムポジションセンサー故障

ニッサン エルグランド(E51)のご入庫 ご用命はエンジンチェックランプが点灯してエンジンが掛かりずらいとの事。 入庫時メーターにはエンジンチェックランプが点灯しています。   エンジンが掛かりずらいとの指摘はクランキング時間が長いことのようです。 https://masutaka.co.jp/images/VID_20200610_132713.mp4 エンジンが掛かるまでのクランキング時間が長いのがわかります。   診断機を使い故障コードを読み出してみます。 カムポジションセンサー ...

続きを見る

ニッサン サファリ(Y60) 冷間始動後エンスト

ニッサン サファリ(Y60)のご入庫 ご用命は、冷間始動後エンジン回転が不安定でエンストするとの事。 こちらのエンジンはTD42型6気筒ディーゼルエンジンです。 冷間始動直後エンジンの回転が不安定でエンストするとの事でしたのでお預かりして冷間で試ししてみるとクランキングが非常に長くエンジンの掛かりも悪いことが確認できました。 もちろん始動後もエンジン回転は不安定でした。 そこでクランキングが長く掛かり辛い時にインジェクターが噴射しているかノズル部分のナットを緩めると燃料が出てきません。 本来このパイプには ...

続きを見る

-故障修理・整備, アルファロメオ

© 2020 増高自動車工業有限会社