MINI(R50)車検でのご入庫です。
平成17年式のこちらのお車、とても大切に乗っていただいています。
しかし、10年の歳月はさまざまな部品を蝕んできます。
まず、危険を伴う部分で燃料関係です。
エンジンルーム内の燃料ホースが劣化によりひび割れています。
ガソリンが漏れ出したら大変ですのですぐに交換しなければなりません! がっ!
この燃料ホースは、部品供給として出てくる姿は燃料タンクからの一体部品になってしまいます。(T T) 大変高額部品になるのと工賃もかさみます。
2番の部品ですがゴムホースは赤丸の部分だけです。残りはアルミのパイプですのでほぼ傷むことはありません。
そこで!
ゴムホース部分だけを交換します。純正はカシメでホースを締め付けているのでカシメを解き国産の耐圧ホースに取り替えます。
このホースは国産自動車メーカーの純正ホースですのでもちろん耐久性は折り紙つきです。10年以上前に取り替えた同じホースに劣化によるヒビは皆無でした。
ヨーロッパ車はゴムや樹脂部品の劣化による故障が非常に多いので、このように汎用性のある部品は国産品を使用することで耐久性のアップはもちろん交換費用の節約にもなり一石二鳥です。
お次もプラスチックの劣化によるヘッドライトの曇りです。
クリアが黄ばんでしまい見栄えが悪いばかりではなく、光度が足りませんので夜間の視界確保もできません。
きれいに磨いてすっかり明るさを取り戻したばかりでなく、古めかしさも一新すること出来ました♪
まだまだ、元気いっぱいに走ることが出来ますね。