AUDI A5 のご入庫

ご用命は、Sトロニックフルードの交換です。
SトロニックはAUDIの名称で一般的にはDCTと呼ばれるデュアル クラッチ トランスミッションに分類されるタイプです。
この車両はクワドリフォリオと呼ばれる四輪駆動で搭載されているモデルはハイトルク対応の湿式タイプSトロニックです。

走行距離が10万kmに近づいてきているのでオイルパンを外して交換します。

どのタイプのトランスミッションでも同じなのですが鉄粉が大量に出てきています。

内部にストレーナーがありますので新品と交換です。



外部にオイルエレメントがありますのでこちらも交換


使用するフルードはNUTEC NC65 DCTです。

交換後はしっかりフルード量調整とアダプテーションを行います。

同時にトランスファオイルも交換です。

欧州の自動変速ミッションではDCTが多いのですが、構造的にギアを使ったりクラッチを使用していたり今までのトランスミッションと本質の部分では変わっていません。