VW ゴルフ7のご入庫
冷却水レベル警告灯が点灯するので冷却水を補充したが1週間もせずにまた点灯したとの事
エンジンルームを点検するとエンジン後端部から冷却水が漏れているのがわかりました。
ごちゃごちゃしてわかりづらいですがエンジンヘッド後端からかなりの冷却水が漏れ出しています。
ここにあるのはウォーターポンプです。
サーモスタットと一体になっているため分かりづらいですが、裏を見るとウォーターポンプが現れます。
小さなコグドベルトで駆動しています。
プーリーの軸にガタが出ているのでここから冷却水が漏れ出してしまいました。
原因は寿命というしかないのですが、従来ウォーターポンプとサーモスタットなどは別々の部品だったのですがこのように一体で作られるものが増えてきました。
製造工程では非常に作りやすいですし、ウォーターポンプが壊れるくらい使用したというのであればサーモスタットも同時に交換するべきなので同時に交換してしまえるという意味では合理的ともいえます。
しかし、どのメーカーにも言えることなのですがこのような複合的な部品は非常に高額な価格設定であることが多いことが問題ともいえます。